KATO2024年3月から5月にかけての発売予定品情報
KATOさんから、来年4月を中心に発売予定品が発表されました。
久々の国鉄型の新製品 7008-K DD51 0番台
KATOクオリティの隙間であったDLです。
地味そうに見えて、製造当初はブルトレの先頭に立っていた0番台。
久々にうれしい新製品情報となりました。
KATOさんのホームページによると
「昭和39~40年(1964~1965)に製造された初期量産車。
全国各地で活躍したDD51の中でも非重連形に大別されるグループの機関車で、重連総括非対応のためジャンパ栓のないすっきりとした端梁と前面手スリ、初期車特有の2枚開きの前面点検扉などが特徴です。
暖地形は主に九州に配置され、客車列車・貨物列車の牽引のほか、長崎本線を走行するブルートレイン「さくら」「はやぶさ」「あかつき」の先頭にも立ちました。昭和50年代になると米子区に転属し、福知山線や山陰本線などで活躍を続け、国鉄分割・民営化までに引退しました。」
製品の特長としては、
・昭和45年(1970)前後の鳥栖機関区所属機の5・6次車(非重連形)の形態
・ジャンパ栓のない端梁やシンプルな前面手スリ、2枚開きの前面点検蓋など初期量産車特有の外観を再現
・端梁横のステップは傾斜付きのストレートな形状を再現
・中間台車はブレーキを持たないTR101A形、床下の燃料タンクは容量が4,500ℓのタイプの形状を再現
・フライホイール付動力ユニットでスムースな走行を実現
・ヘッドライト点灯(電球色LED)
・ブルートレイン牽引時に掲げていたヘッドマーク「さくら(2種)」「はやぶさ」「あかつき」(いずれもお椀形)が付属。九州のDD51が装備していたヘッドマークステーを再現
・アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属
・選択式ナンバープレート:「39」「41」「50」「52」
・製造銘板「三菱」印刷済
・スノープロウ付属。山陰本線等で見られた形態を再現可能
・付属品・・・ホイッスル、交換用スノープロウ、選択式ナンバープレート、ヘッドマーク、交換用ナックルカプラー
同時にスロットレスモーター搭載のEF65Pと昭和40年代の20系さくらを再生産
227系1000番台
「227系1000番台は、和歌山地区に多く在籍していた経年の古い国鉄形車両を置き換え、安全性やサービスレベルの向上を目指して平成31年(2019)から運行を開始した2両編成の直流近郊形電車です。「走行する奈良と和歌山エリアに共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した」緑色を基調としたカラーリングが特徴です。外観は227系0番台と類似していますが、側引戸横に扉開閉案内表示器が付き、車内はロングシートになるなど各部に運用形態に合わせた変化があります。和歌山線、万葉まほろば線(桜井線)、きのくに線(紀勢本線)の地域輸送に活躍しています。」
227系というと広島の電車のイメージでしたが、奈良・和歌山にも増備されてたのですね。知りませんでした。地元のファンにとってはうれしい製品化だと思います。
10-1861 211系5000番台(東海道本線)
10-1862 211系5600番台+313系2600番台(東海道本線)
JR東海の211系は東日本の211系とは似て非なるもの。特に前面左側の窓。
18きっぷでは何度もお世話になった車両です。全廃の声が聞こえていますが、満を持してKATOさんが製品化です。
製品の特長は、
●211系5000番台/5600番台
・2022年頃の静岡車両区所属車。211系5000番台はLL12編成、211系5600番台はSS7編成をプロトタイプに製品化
・先頭部の大形の貫通扉窓と助手席側の前面窓、インバータクーラーを搭載した外観を再現
・ライト枠形状は製造年次の違いによるヘッドライトが大きくテールライトが小さい形態を再現
・台車・床下はグレーで強化形スカートを装備、屋根上はC-PS27シングルアームパンタを搭載
・5600番台はパンタまわりが低屋根化された外観を再現
・側面表示は幕式で大きさを作り分け(モハ210-5056、クモハ211-5608:大形 / その他:小形)
・クモハ211は前面ホロありの形態
・前面表示は5000番台:「静岡」、5600番台:「熱海」印刷済。交換用前面表示付属(5000番台:「浜松」「三島」/5600番台:「浜松」「静岡」)
・連結部はいずれもボディマウント式KATOカプラー密連形標準装備。電連(1段)付属
・付属品・・・消灯スイッチ用ドライバー、連結用スカート・カプラー一式×各2、交換用前面表示「浜松」「三島」・無地×各2両分、行先表示シール、JR東海用優先席シール
●313系2600番台
・2022年頃の静岡車両区所属N9編成をプロトタイプに製品化。
・発電ブレーキを装備した床下機器を再現
・先頭車先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部は・ボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・前面ステップのすべり止めを再現できるシールが付属
・前面表示は「熱海」印刷済。交換用前面表示「普通 浜松」「普通 甲府」付属
・付属品・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、電連(2段)×2、211系用連結用スカート・カプラー一式×各1、211系交換用前面表示「浜松」「静岡」・無地×各2両分、313系交換用前面表示「普通 浜松」「普通 甲府」・無地×各2両分、行先表示シール(211系用・313系用)×各1、JR東海用優先席シール
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。併結運転を考慮していずれもトラクションタイヤなし
・ヘッド/テールライト点灯(消灯スイッチ付)。白色LED採用
・行先表示シール付属
・DCCフレンドリー
10-1749 313系8000番台(東海道本線)
10-1929 313系3100番台
セントラルライナーとして中央線で働いていた8000番台が東海道線にまわってきて、18キッパーには朗報となりました。
セントラルライナー仕様は入線しておりますので、何か違うのかと特長をみてみますと、
●313系8000番台
・静岡車両区所属のS5編成を製品化
・所属表記が「静シス」に改められた外観を再現
・クハ312の車椅子マークの下に見られるベビーカーマークを再現
・各側面に2個設置された座席表示窓(白地で印刷)を再現
・3分割された側面窓を再現
・運転台屋根上に設置された列車無線アンテナを表現
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。併結運転を考慮してトラクションタイヤなし
・先頭車先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部はボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・ヘッド/テールライト、前面表示点灯(消灯スイッチ付)。ライトユニットは電球色LEDを採用
・前面表示は「普通/静岡」印刷済。交換用に「普通/浜松」付属
・DCCフレンドリー
・付属品・・・交換用前面表示「普通/浜松」・無地×各2両分、行先表示シール、優先席シール、電連(2段)、消灯スイッチ用ドライバー
ということで、スロットレスモーター搭載となり、車体標記が若干変わるみたいです。
●313系3100番台
・静岡車両区所属のV13編成を製品化
・固定式セミクロスシートの室内、床下の発電ブレーキ機器を再現
・LED灯・HID灯が採用されたヘッドライト、フルカラーLEDの行先表示、クーラー間に設置されたクハ312の列車無線アンテナを再現
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。アンカプラー線路走行時を考慮し減磁板組込済。トラクションタイヤあり
・ヘッド/テールライト点灯(消灯スイッチ付)
・先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部はボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・前面行先表示は「ワンマン 沼津」印刷済。交換用前面表示「普通 静岡」「ワンマン 甲府」付属
・付属品・・・電連(2段)、交換用前面表示「普通 静岡」「ワンマン 甲府」・無地×各2両分、行先表示シール
5月発売のサンライズは、昨年生産されたパンタ増設仕様の再生品のようですね。
先月はいろいろあって、製品情報すら記事にしませんでしたので、ポスターのみ乗っけておきます。
C12は増備かな。
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