KATO2024年3月から5月にかけての発売予定品情報

 KATOさんから、来年4月を中心に発売予定品が発表されました。

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 久々の国鉄型の新製品 7008-K DD51 0番台

 KATOクオリティの隙間であったDLです。

 地味そうに見えて、製造当初はブルトレの先頭に立っていた0番台。

 久々にうれしい新製品情報となりました。

 KATOさんのホームページによると

昭和39~40年(1964~1965)に製造された初期量産車。
全国各地で活躍したDD51の中でも非重連形に大別されるグループの機関車で、重連総括非対応のためジャンパ栓のないすっきりとした端梁と前面手スリ、初期車特有の2枚開きの前面点検扉などが特徴です。
暖地形は主に九州に配置され、客車列車・貨物列車の牽引のほか、長崎本線を走行するブルートレイン「さくら」「はやぶさ」「あかつき」の先頭にも立ちました。昭和50年代になると米子区に転属し、福知山線や山陰本線などで活躍を続け、国鉄分割・民営化までに引退しました。」

 製品の特長としては、

・昭和45年(1970)前後の鳥栖機関区所属機の5・6次車(非重連形)の形態
・ジャンパ栓のない端梁やシンプルな前面手スリ、2枚開きの前面点検蓋など初期量産車特有の外観を再現
・端梁横のステップは傾斜付きのストレートな形状を再現
・中間台車はブレーキを持たないTR101A形、床下の燃料タンクは容量が4,500ℓのタイプの形状を再現
・フライホイール付動力ユニットでスムースな走行を実現
・ヘッドライト点灯(電球色LED)
・ブルートレイン牽引時に掲げていたヘッドマーク「さくら(2種)」「はやぶさ」「あかつき」(いずれもお椀形)が付属。九州のDD51が装備していたヘッドマークステーを再現
・アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属
・選択式ナンバープレート:「39」「41」「50」「52」
・製造銘板「三菱」印刷済
・スノープロウ付属。山陰本線等で見られた形態を再現可能
・付属品・・・ホイッスル、交換用スノープロウ、選択式ナンバープレート、ヘッドマーク、交換用ナックルカプラー

 

 同時にスロットレスモーター搭載のEF65Pと昭和40年代の20系さくらを再生産

 

 227系1000番台

227系1000番台は、和歌山地区に多く在籍していた経年の古い国鉄形車両を置き換え、安全性やサービスレベルの向上を目指して平成31年(2019)から運行を開始した2両編成の直流近郊形電車です。「走行する奈良と和歌山エリアに共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した」緑色を基調としたカラーリングが特徴です。外観は227系0番台と類似していますが、側引戸横に扉開閉案内表示器が付き、車内はロングシートになるなど各部に運用形態に合わせた変化があります。和歌山線、万葉まほろば線(桜井線)、きのくに線(紀勢本線)の地域輸送に活躍しています。」

 227系というと広島の電車のイメージでしたが、奈良・和歌山にも増備されてたのですね。知りませんでした。地元のファンにとってはうれしい製品化だと思います。

 

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10-1861 211系5000番台(東海道本線)

10-1862 211系5600番台+313系2600番台(東海道本線)

 JR東海の211系は東日本の211系とは似て非なるもの。特に前面左側の窓。

 18きっぷでは何度もお世話になった車両です。全廃の声が聞こえていますが、満を持してKATOさんが製品化です。

製品の特長は、

●211系5000番台/5600番台
・2022年頃の静岡車両区所属車。211系5000番台はLL12編成、211系5600番台はSS7編成をプロトタイプに製品化
・先頭部の大形の貫通扉窓と助手席側の前面窓、インバータクーラーを搭載した外観を再現
・ライト枠形状は製造年次の違いによるヘッドライトが大きくテールライトが小さい形態を再現
・台車・床下はグレーで強化形スカートを装備、屋根上はC-PS27シングルアームパンタを搭載
・5600番台はパンタまわりが低屋根化された外観を再現
・側面表示は幕式で大きさを作り分け(モハ210-5056、クモハ211-5608:大形 / その他:小形)
・クモハ211は前面ホロありの形態
・前面表示は5000番台:「静岡」、5600番台:「熱海」印刷済。交換用前面表示付属(5000番台:「浜松」「三島」/5600番台:「浜松」「静岡」)
・連結部はいずれもボディマウント式KATOカプラー密連形標準装備。電連(1段)付属
・付属品・・・消灯スイッチ用ドライバー、連結用スカート・カプラー一式×各2、交換用前面表示「浜松」「三島」・無地×各2両分、行先表示シール、JR東海用優先席シール

●313系2600番台
・2022年頃の静岡車両区所属N9編成をプロトタイプに製品化。
・発電ブレーキを装備した床下機器を再現
・先頭車先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部は・ボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・前面ステップのすべり止めを再現できるシールが付属
・前面表示は「熱海」印刷済。交換用前面表示「普通 浜松」「普通 甲府」付属
・付属品・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、電連(2段)×2、211系用連結用スカート・カプラー一式×各1、211系交換用前面表示「浜松」「静岡」・無地×各2両分、313系交換用前面表示「普通 浜松」「普通 甲府」・無地×各2両分、行先表示シール(211系用・313系用)×各1、JR東海用優先席シール
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。併結運転を考慮していずれもトラクションタイヤなし
・ヘッド/テールライト点灯(消灯スイッチ付)。白色LED採用
・行先表示シール付属
・DCCフレンドリー

 

10-1749 313系8000番台(東海道本線)

10-1929 313系3100番台

 セントラルライナーとして中央線で働いていた8000番台が東海道線にまわってきて、18キッパーには朗報となりました。

 セントラルライナー仕様は入線しておりますので、何か違うのかと特長をみてみますと、

●313系8000番台
・静岡車両区所属のS5編成を製品化
・所属表記が「静シス」に改められた外観を再現
・クハ312の車椅子マークの下に見られるベビーカーマークを再現
・各側面に2個設置された座席表示窓(白地で印刷)を再現
・3分割された側面窓を再現
・運転台屋根上に設置された列車無線アンテナを表現
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。併結運転を考慮してトラクションタイヤなし
・先頭車先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部はボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・ヘッド/テールライト、前面表示点灯(消灯スイッチ付)。ライトユニットは電球色LEDを採用
・前面表示は「普通/静岡」印刷済。交換用に「普通/浜松」付属
・DCCフレンドリー
・付属品・・・交換用前面表示「普通/浜松」・無地×各2両分、行先表示シール、優先席シール、電連(2段)、消灯スイッチ用ドライバー

ということで、スロットレスモーター搭載となり、車体標記が若干変わるみたいです。



●313系3100番台
・静岡車両区所属のV13編成を製品化
・固定式セミクロスシートの室内、床下の発電ブレーキ機器を再現
・LED灯・HID灯が採用されたヘッドライト、フルカラーLEDの行先表示、クーラー間に設置されたクハ312の列車無線アンテナを再現
・スロットレスモーター採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現。アンカプラー線路走行時を考慮し減磁板組込済。トラクションタイヤあり
・ヘッド/テールライト点灯(消灯スイッチ付)
・先頭部はKATOカプラー密連形(フックなし)採用、電連(2段)付属。中間連結部はボディマウント密連カプラー(フック付)を採用
・前面行先表示は「ワンマン 沼津」印刷済。交換用前面表示「普通 静岡」「ワンマン 甲府」付属
・付属品・
・・電連(2段)、交換用前面表示「普通 静岡」「ワンマン 甲府」・無地×各2両分、行先表示シール

 

5月発売のサンライズは、昨年生産されたパンタ増設仕様の再生品のようですね。

 

先月はいろいろあって、製品情報すら記事にしませんでしたので、ポスターのみ乗っけておきます。

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 C12は増備かな。

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KATO2023年11月から2024年3月にかけての発売予定品情報

 KATOさんから、製品発売の発表がありました。

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 未知のシステムですので、ホームページの説明をみますと、

「ジャストプラグは電源や制御機器をモジュールで構成し、ライトやライトを組み込んだアクセサリーをプラグで簡単に接続可能なシステム。
制御機器であるライトハブは調光可能なライトポートを4つ備えます。
ジオラマに光の要素を加え、朝~夜という時間的広がりを演出します。」

 プラグで簡単に接続可能なシステム。ターミナルが用意されていて、はんだ付けやビス止め不要ということでしょうか。しかし、ストラクチャー照明の配線を頻繁に抜き差しする場面はなかなか考えにくい。調光可能な点は新機軸。

 当該ページの一番下にYOUTUBE動画があります。リンクを貼っておきます。

 ジャストプラグシステムを使用していますが、実際は都会ジオラマ作成の動画です。

 1m未満の長方形のボードに設置したライトのコードは直径1センチ以上の束になってました。一体いくつライトを使っているのか。いくらかけているのか。ちょっと恐ろしい。

 また、列車が走行するシーンがあるのですが、昼間の情景では室内灯未設置の車両を、夜間の情景では設置済みの車両を使用しています。

 現行の室内灯が不自然に明るすぎると思う私にとっては、我が意を得たりと思える演出でした。

 

 そのほかの発売予定品は、スロットレスモーターを載せたり、実車の塗装変更に対応した製品です。

 キハ85系200番台車両を生産するのが完全新規新製品。11月にオーシャンアローを新規生産するスケジュールからすれば、これが本来の姿なのかもしれません。

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 むしろ、新発売やこれまでの再生産のときに買いそびれた方々にとって入線の機会となる発売予定品です。

 11月

 貨車セットとトラ45000、テム300、レ12000、レサ5000、ワキ5000、トキ25000、ヨ5000

 阪急9300系スターターセット

 手歯止め(新製品) 車両を持ち上げて設置する構造。静止ジオラマ向き?

 ファミリーレストラン2種、ビジネスビル2種、オフィスビル2種、ショッピングビル

12月

 角店4種

1月

 ビックボーイ関連のサウンドカード

2月

 E259系リニューアルカラー(新製品)

 E657系リバイバルカラー(新製品)

 キハ85系(新製品)オーシャンアローとのコラボを意識したポスター 

 営団500形丸ノ内線ベストセレクション(新製品)

 昇降台(新製品)ユニトラックの道床高さに対応

3月

 EH200 現行仕様(新製品)JRFマークが消え、GPSが撤去された姿

 日本オイルターミナルタキ43000、タキ1000 10両セット(新製品)

 E261系サフィール踊り子 ベストセレクション(新製品)

 U38Aコンテナ 日産陸送仕様

 

 リストアップしてみると、いろいろと生産しています。これらの製品を待ち望む声が大きいのでしょう。入線済みを理由に、新規製品がないとぼやくのは慎まなければならないと思った今回の発表でした。

 

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EF55の整備と10-1805 高崎運転所旧型客車7両セット

 EF55と高崎運転所旧型客車を入線整備し、試運転をおこないました。

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 入線整備にあたっては、EF55の復活当時の様子の掲載された

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鉄道ファン1986(昭和61)年10月号を参考にしました。

 同誌の折込カラーには、同年3月26日に大宮工場で整備終了した写真があります。

 同誌掲載の履歴簿によれば、同年6月24日に車籍復活、同年7月7日には、営業運転に必要な検査が終了し、同月25日、高崎水上間で営業運転を開始したとのことです。

 このときの営業運転は、よみがえるEF55(GOGO)と題して、25日から27日および8月1日から3日にかけて行われ、今回のEF55と旧型客車はこのときの姿をプロトタイプとしたようです。

 同誌に掲載された写真を見ますと、列車無線アンテナも信号炎管も未整備(表紙をみても判ります。)。EF55は、1958(昭和33)年に廃車になっていて、当時は信号炎管はありませんでしたので、整備にあたって取り付けないということも判るのですが、本線で営業運転する際にも取り付けなかったのはちょっとした驚きです。

 ということで、

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ユーザー取付パーツやヘッドマークは使用せず、

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後位側カプラーをCSナックルに交換するだけにしました。

 高崎線120周年号運転の際には、信号炎管も列車無線アンテナも取り付けられており、さらには、機関助手側の窓の上に棒状の無線アンテナらしきものが取り付けられていたようです。

 

 つづいて、10-1805 高崎運転所 旧型客車7両セットについて

 よみがえるEF55運転当時の綺麗に整備された状態をモデル化しています。

 車体色は、つやのあるぶどう色。とてもきれいです。

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ただ、窓ガラスパーツと一体の窓枠の色調が車体よりも薄く、ちょっと惜しい。

 両端のスハフの車掌室側とスエ78の両側がアーノルトカプラー、そのほかはKATOカプラーBタイプジャンパケーブル付きです。写真は、すでにナックルカプラーに交換してあります。

 付属するパーツは、かもめナックルカプラー4個、客車にセットする「GOGOTRAIN」テールマーク、スエ78のふさぎ板を取り外す場合に取り付ける貫通ホロそして後部標識円板。

 

セットの目玉はスエ78。

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 スエ78についても、上記鉄道ファンに説明があり、もとは2等食堂合造車のスロシ38000として1935(昭和10)年に誕生、戦中に3等食堂合造車のスハシ49に格下げ、戦後の混乱期に全室3等車改造されてオハ78となり、1954(昭和29)年には、郵便荷物合造車マユニ78に再改造され、1966(昭和41)年にスエ78救援車となったそうです。

 営業運転の際には、スエ78にも乗客の姿が見えますが内部は救援車のままだったそうです。

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模型の内部も床だけの表現

 

 その余の6両はオハ47が4両とスハフ42が2両。既存の製品を塗り替えて、窓下に三等標記が印刷しただけかと思いきや、1両、1両細かなところで作り分けており、芸が細かい。

 

スハフ42 2071

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 単品のスハフ42青(5134-2)を塗り替えただけかと思いきや、トイレ窓の桟の有無に違いがあり、

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 車掌室の貫通扉窓が天地方向に小さくHゴム支持ではありません。

 

オハ47 2266

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 こちらは単品のオハ47青(5135-2)の塗り替え製品

 

オハ47 2239

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 2266と同じかと思いきや、洗面所窓の桟が中途半端な位置にある(写真下)変形車でした。

 

オハ47 2261

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 車体はオハ47青の塗り替えなれど、窓パーツは、トイレ、洗面所窓に桟のないタイプ

 

オハ47 2346

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 2位側の客室扉が2段のHゴム支持の変形車。また洗面所窓の桟も中途半端な位置

 

スハフ42 2173

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 車掌室の貫通扉は2071同様、小さくてHゴム支持でない形状。車掌室寄りのサボ受けが客用扉のとなりではなく、車掌室車端に取付られ、2,4位側の客室扉は2段のHゴム支持、客室の窓枠はアルミサッシ。

 

 細かく作り分けられたセットですが、そんな細かいことは気にしないということであれば、スエ78のASSYのみ入線させて、あとの6両は入線済みの車両からチョイスするのもありだと思います。

 が、1セット購入しておいて

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D51498やC6120に牽かせるのもありでは。

 

 客車の方の入線整備は、スエ78の両側とスハフ42の車掌室側のカプラーをかもめナックルに交換

 スエ78のふさぎ板側とスハフ42 2173にGOGOTRAINのテールマーク取り付け

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スエ78は両面テープで貼り付けましたが、スハフは幌に接着して、幌ごと取り替えるようにしました。

 

行先サボは

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つぶしの利く「高崎行」を貼り付け

 

Ⅹ(Twitter)に走行画像をアップしました。

 

 

 

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KATO2024年1,2月発売の製品

 今月は早くも1日に発売製品の発表がありました。

 2024年1月発売の新製品は、先月EF81とED76が発表されていましたが、

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追加でN700系新幹線が発表されています。

N700系2000番台

 東海道新幹線は疎くてよくわかりませんので、KATOさんの説明を引用させていただきます。

N700系2000番台は、N700系に後発のN700A新幹線の機能の一部を反映する改造を施し改番する形で登場した形式で、現在も活躍を続けています。側面のロゴマークは「N700」の横に小さめの「A」の文字が追加されたロゴに変更され、ファンの間からは「スモールA」などと呼ばれ親しまれています。東海道・山陽新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」として運行されています。」だそうです。

 モデルの特長は、

●編成の車番はJR東海所属のX65編成で製品化
●「A」の文字が追加された車体側面のロゴマーク、2000番台に改番された車番や記号をXに改められた編成番号を再現
●エアロ・ダブルウイング形の先頭部を的確に再現
●特徴的な車体間の全周ホロを再現
●屋根上の号車番号表記や赤い車端部警戒色を再現
●ホワイトの車体にブルーのラインを配した爽やかな車体塗色を美しく表現
●曲線通過時に実車同様に車体を傾斜させる「車体傾斜システム」を装備
●スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現
●ヘッドライト/テールライト点灯。実車同様に側面からも光が見える点灯状態を再現
●側面行先表示「のぞみ 3 博多」印刷済

 

N700系「のぞみ」

N700系は700系をベースに速達性、快適性、環境性能、省エネルギー化などあらゆる面を進化させた次世代のハイテク新幹線として2007年にデビューしました。現在は、N700A新幹線に準じた更新工事を受け、N700系2000番台と改番されて活躍を続けています。
従来の4両基本セットと4両増結セットを一つの8両基本セットと改めたセット構成にした再生産製品です。『10-549 N700系新幹線「のぞみ」 8両増結セット』と組み合わせると16両フル編成をお楽しみいただけます。」とのこと。

 4両基本セットと4両増結セットを8両セットにしたから新製品扱いになっているようです。

 

レーティシュ鉄道の製品は、一昨年7月のコンテナ列車以来ですが、今回はアレグラ+ベルニナ急行の再生産とオープン客車の車番違いを製品化。

その他、HOの北斗星が充実するようですね。

 

 2月には、C56 160と12系客車JR西日本仕様

 またしても、保存SLの製品化。

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C56160

C56は、装飾の鉾された動態保存機の仕様

試作品の写真を見て

C561602

C561601

現役当時の仕様で製品化か!とぬか喜びしましたが、そんなわけはないですね。

モデルの特長は、

●平成30年(2018)頃、本線上での運行引退が間近になった形態で製品化
●金色に装飾された各箇所のバンド、デフおよび点検窓縁やシリンダー部の縁など、ランボード側面の白帯を再現
●車体はD51 200と同様の落ち着いたツヤ消し黒色で再現
●ボイラー側のヘッドライト形状はLP403形のケースに収められたシールドビーム、テンダー側のヘッドライトはLP42、下部に取り付けられたモニターカメラも表現
●コアレスモーター搭載でスムースで安定した走行を実現
●先輪はスポークの抜けた車輪を再現
●ボイラー側はダミーカプラー、テンダー側はアーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー、重連用アーノルドカプラー、重連用ナックルカプラー付属
●ボイラー側/テンダー側ともヘッドライト点灯。電球色LEDを採用
●各種表記類を印刷で美しく表現
●選択式ナンバープレート:「C56 160(黒地)」「C56 160(赤地)」
●付属品・・・「SL北びわこ号(夏)」・SL「やまぐち」号のヘッドマーク、交換用ナックルカプラー、重連用アーノルドカプラー、重連用ナックルカプラー

とアナウンスされています。

LP403のケースに収められたシールドビーム?モニターカメラ?

このあたりに抵抗を感じてしまう年配の方も多いのでは?

 

12系客車 JR西日本仕様

●平成30年(2018)頃のJR西日本網干総合車両所宮原支所所属の形態で製品化
●スハフ12 129は車掌室大窓、特徴的なテールライト位置、スハフ12 155は車掌室小窓、車掌室側貫通ドアにあるバックサイン掛け、吊り下げ式の幌を再現
●各車ともAU13クーラー搭載、オハ12 345のみクーラー側面がメッシュタイプ、その他はスリットタイプの形態で再現
●側面・正面とも白帯が省略されたドア、側面のJRマーク、車番の前に「●」表記(横軽対応Gマーク)のある外観を再現
●中間連結部はボディマウント式密自連カプラー装備、先頭車先頭部のカプラーは両エンドともボディマウントタイプのアーノルドカプラーを取付済。交換用ナックルカプラー付属
●スハフ12は緩急室側のテールライト点灯(消灯スイッチ付)
●ブックケースには客車のほかに機関車1両を収納可能
●付属品・・・牽引機用ヘッドマーク C56用:「SL北びわこ号」(冬)・ありがとうC56 やまぐち」号・D51 200用:「SL北びわこ号」(春/秋)・EF65 1000用:急行「あそ」、テールマーク(ユーザー付パーツ)「SL北びわこ号」・「ありがとうC56 やまぐち」号、反射板(ユーザー付パーツ)、行先表示シール、交換用ナックルカプラー、ジャンパ栓、ドライバー

 

 西日本にお住いの方は、待望の地元の客車製品なのでしょう。

 DD51やEF65PF用のヘッドマークがいろいろと用意されるようですね。これらの機関車が発売された趣旨がわかったような気がします。

 

 


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KATO 3095 EF55高崎運転所 入線

 何年かぶりに予約していたEF55。発売当日なのに店頭には5本並ぶのみ。バックヤードにはあるのかもしれませんが、予約しといてよかった。

 ケースは、「KATO」のロゴが透明の新タイプ。前のケースに比べて上蓋とケースの隙間が狭くて開けにくい感じがしました。私のだけでしょうか。

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 ケースをあけると、透明シートが車体を保護。その下に、車体をパツキンで、足回りを固定具で保護されたEF55が収納されています。

 デッキのてすりやパンタグラフなど繊細なパーツがありますので、安易に取り出そうとすると想定外の事態が起きないとも限りません。

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デッキ寄りの固定具を引っ張り上げると安全に取り出せました。

 付属品は、

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後位側用のナックルカプラー 形状はCSナックル

ヘッドマーク 

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高崎線開業120周年、奥利根、ありがとうEF55、さよならEF55の4種類

ヘッドマークステイ 胴受けと一体になっています。

重連用カプラー

重連用ナックルカプラー SLのモデルについているようなナックル固定のものです。

信号炎管と列車無線アンテナは、ユーザーが穴を開けて取り付ける上級者向けパーツ

 

 実車をマジマジと見たことはありませんが、いい感じのフォルム。

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ぶどう色2号の車体は適度なつやがあって好印象。飾り帯もシャープで綺麗です。

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 ナンバープレートはEF551が取り付け済みでメーカーズプレートは印刷済みです。

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 パンタグラフは銀色。屋根上と屋上機器は大宮工場標準の黒塗装が施されています。

 前位側の砲弾型ライトは

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形状の破綻もなく点灯。

 後位側のLP42(でしょうか)は、

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導光材のカバーがちょっと気になる程度で、こちらも点灯。

 前位側に取り付けられた手すりは、

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細くできていて形態に破綻がありません。

 前位側のカプラーは

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自連のダミーがデフォルトですが、上記のとおり重連カプラーが付属。ヘッドマークを取り付けるときは、胴受けのみのパーツを、胴受けとヘッドマークステーが合体したパーツに交換します。

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 先台車には排障器が表現されています。スポーク車輪は綺麗に抜けています。

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 後位側のデッキ手すりはやや太い感じ(私の主観です)。

 デッキの下が

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スケスケです。カプラーが台車マウントのために台枠が省略されているためです。C11やC12の後部カプラーのときも感じたのですが、台枠を表現してカプラーをセットしても連結に支障はないのでは? カプラーはアーノルトがデフォルトですが、上記のとおりCSナックルが付属しています。

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 また、カプラポケットにはATS車上子も表現されていました。

 流線形の車体でカーブを通過できる工夫

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 後位側の主台車のセンターピンは通常の位置にありますが、前位側は、主台車のセンターピンの位置は先台車のセンターピンと同じです。

 これなら、先台車は車体の中心から動かないので、干渉することもないという理屈。

 走行試験をしてみました。スロットレスモーターの威力でスローが効きます。サスペンションのおかげで給電が途切れることがありません。

一番心配なダブルクロスも

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しっかりレールに追従していきますし、台車が車体からはみ出すこともありません。

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 信号炎管(1962年の三河島事故以降の装備)と列車無線アンテナ(1986年ころから準備工事がはじまった)を取り付けるべきか否か、ちょっと検討してみたいと思います。

 次回はカプラーを交換して、同時発売の旧型客車セットを牽かせてみます。

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KATO 2023年12月、2024年1月の新製品

 2023年12月および2024年1月の新製品が発表されました。

 新規新製品はありません。これだけ充実してくると、新規新発売時に買いそびれた方々の需要もばかにならないでしょうし、金型に対する投資を回収する必要もあるでしょうから、やむをえないと思います。

 マイナーチェンジ路線で行くなら、既発売のSLのバリエーション展開、ホビセン京都店が特製品として発売しているものを通常商品として発売してもよろしいのでは?

 111系0番台横須賀色とか、169系は需要があると思いますが、なかなか製品になりません。

 

 それでは、12月新製品から

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 E257系5000番台と5500番台

 既発売のE257系のバリエーション展開。クリスマス商戦にあわせてサプライズの新製品が発表されてきましたが、コロナ以降、そういう傾向がなくなったように思います。

 ホームページで製品概要をみますと、

5000番台

●大宮総合車両センター東大宮センター所属OM-92編成を製品化
●側面の濃淡の緑帯で表現されるデザインを再現
●機器更新が行われた床下機器、LED化されたライト類、先頭部のスノープロウ、荷物室設置に伴い一部窓が埋められた外観を的確に再現
●車体と段差の少ない側面ガラスの形状をリアルに再現
●中間連結部はボディマウント密連カプラー(フックなし)を採用。先頭部用に電連(1段)が付属
●定評ある動力ユニット(フライホイールなし)採用で安定した走行が可能。トラクションタイヤあり
●ヘッドライト/テールライト、前面ヘッドマーク点灯
●交換可能な前面ヘッドマークは「踊り子」を取付済。「あずさ」「新宿さざなみ」「特急」ヘッドマークを収録
●行先表示シール付属
●付属品・・・屋根機器×1、電連×1、ヘッドマーク大小「あずさ」「新宿さざなみ」「特急」、行先表示シール×1

5500番台

●大宮総合車両センター東大宮センター所属OM-53編成を製品化
●側面の濃淡の緑帯で表現されるデザインを再現
●機器更新が行われた床下機器、LED化されたライト類、先頭部のスノープロウ、荷物室設置に伴い一部窓が埋められた外観を的確に再現
●車体と段差の少ない側面ガラスの形状をリアルに再現
●中間連結部はボディマウント密連カプラー(フックなし)を採用。先頭部用に電連(1段)が付属
●定評ある動力ユニット(フライホイールなし)採用で、安定した走行が可能。トラクションタイヤなし
●ヘッドライト/テールライト、前面ヘッドマーク点灯
●交換可能な前面ヘッドマークは「草津・四万」を取付済。「あかぎ」「富士回遊」「特急」ヘッドマークを収録
●付属品・・・電連×2、ヘッドマーク×4種(「あかぎ」「富士回遊」「特急」「(無地)」)、行先表示シール×1、ドライバー×1

 

 踊り子カラーとは一味違い、身近に見る人なら入線もありかも。当鉄道では、高崎線運用の5500番台が入線予定です。

 

2023_12_2024_1

EF81一般色敦賀運転派出と24系日本海再生産

EF81は、

● EF81 一般色 敦賀運転派出
・大阪-青森間の日本海側をロングランで牽引する、JR西日本の福井地域鉄道部・敦賀運転派出に所属するローズピンクのEF81、平成23年(2011)現在の姿をプロトタイプに製品化
・選択式ナンバープレート:(101・106・107・108)を選定
・「日本海」のヘッドマークを2個付属
・メーカーズプレート(日立)を再現
・交直流機独特の碍子・屋根上配線(金属)でリアルに再現
・前面手すり・開放てこは別パーツにて装着済
・前面ステップを再現
・側面運転窓下の点検蓋を再現
・室内灯付客車フル編成を十分に牽引できる、最新式の動力ユニットの採用でパワフルな走りをお楽しみいただけます。
・フライホイール・サスペンション機構搭載動力でスムーズな走行性を実現
・ヘッドライト点灯
・車体表記(検査表記:金沢総/23-4、他)を印刷でリアルに再現
・PS22パンタグラフを採用し、屋根上ディテールと精悍な車体を的確に模型化
・運転台を表現(操作盤・イス・室内シースルー化)
・アーノルドカプラーを標準装備、交換用のKATOナックルカプラー付属

新製品たるゆえんはスロットレスモーター搭載のようですが、細かな車体標記などに変更があるのでしょうか。

 

 

24系日本海再生産

● 平成23年(2011)現在のJR東日本の青森車両センターに所属する24系「日本海」編成をプロトタイプに製品化。実車同様、金帯と白帯が混在する個性溢れる編成を再現。
● オハネフ24 0番台は、側面洗面所窓閉塞、側面非常扉閉塞、車掌室窓小型化、列車無線アンテナ設置などの改造を的確に再現
● オロネ24は、非常扉閉塞の車体を新規に設定
● 側面行先表示は青森行で設定。
● トレインマークは、基本セットのオハネフ24 117とカニ24 511に変換式テールマーク装着。「日本海」「あけぼの」「団体」「臨時」
● オハネフ24やオハネ24・25は、同じ青森車両センターの車両で運転される「あけぼの」への転用が可能です。
● 基本/増結セット、いずれも7両用ブックケース入、機関車収納用のスペース付。
● 6両基本セット
・オハネフ25 117(金帯)+オハネ25 152(金帯)+オハネ25 215(金帯)、オハネフ24 21(白帯)+オロネ24 5(白帯)+カニ24 511(金帯)
● 5増結セット
・オハネフ24 15(白帯)+オハネ24 51(白帯)+オハネ25 210(金帯)+オハネ24 7(白帯)+オハネ24 20(白帯)
● 奥まった客室扉や屋根上のクーラーなどディテールを細密に再現
● 屋根板の状態をリアルに再現
● 側面行先方向幕「日本海/青森行」、号車番号札、B寝台などの等級表示などを印刷で表現
● 青20号の車体色、2本の白帯、3本の金帯を美しく塗り分け
● 車体と同一面に組み込まれた薄青の窓ガラスを再現
● クーラーや水タンク、エアタンク、配管類などの床下機器を細密に再現
● テールライト、テールマーク点灯(基本セットのオハネフ24 とカニ24のみ)
● オハネフ24 117とカニ24 511の機関車側はアーノルドカプラー標準装備(付属のナックルカプラーと交換可能)
● 中間に入るオハネフ24はホロ取付済、KATOカプラー伸縮密自連形を標準装備(中間連結面)、連結間をリアルに再現。
● テールエンドを引き締めるジャンパ栓パーツ付属

金帯と白帯が混結されたブルトレ最後のころの姿。ブルトレは模型の中の存在になってしまいました。

これといって華のある編成ではないけれども、乗ったことのある人、身近に見ていた人の心をくすぐる製品だと思います。

 

ドクターイエロー再生産

789系カムイ・すずらん再生産

こちらは、クリスマス商戦にむけての再生産でしょうか。

 

Hc_651kei1000

3月改正で引退した651系1000番台

草津などが185系から651系になったときに、一度製品化されました。

新製品とされていますが、どのあたりが?

●651系1000番台タイプ 「スワローあかぎ・草津」 7両セット (ホビーセンターカトー製品)
・既存製品とは異なる大宮総合車両センター所属のOM207編成をプロトタイプに製品化
・クハ650/モハ651/サロ651の車端部床下機器を再現
・椅子はクハ650/651、モハ650/651を紫色、サロ651を青色で表現
・ヘッド/テールライト、愛称板点灯(消灯スイッチ付)
・先頭車前面はボディマウント密連カプラー(フックなし)を標準装備
付属部品…交換用ヘッドマーク<あかぎ><草津>×各2、電連(1段)×2、行先表示シール、ドライバー
※行先表示シールは令和3年(2021)3月以降の指定席増加や行先を反映した内容を収録


続いて、2024年1月の新製品

EF81300JR貨物更新車

●平成22年(2010)ごろに全般検査を受けた更新工事後の300番台を製品化
●黒Hゴム、側面の点検蓋取り付け後の形態、重連改造後のスカートや改造銘板を再現
●車体側面にあるプレート式のJRマークを再現
●既存製品とは異なる位置に設置された列車無線アンテナを再現
●独特のステンレス質感とリアルに表現されたコルゲートを配した車体を的確に再現
●ヘッドライト点灯
●日本海縦貫線活躍時を再現できるスノープロウ付属
●選択式ナンバープレート「301」「302」「303」「304」を付属
●303号機と304号機で異なる色のメーカーズプレート(付属部品)を再現
●スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現
●付属品・・・選択式ナンバープレート:「301」「302」「303」「304」、改造銘板付メーカーズプレート(日立・緑/ローズピンク×各1)、交換用ナックルカプラー×2、スノープロウ×2

Hc_ef81300

あわせて、ローズピンクの301、302号機も

 

ED76後期型JR貨物更新車

●ED76 0 後期形 JR貨物更新車
・プロトタイプは平成17~28年(2005~2016)頃のJR貨物門司機関区所属の81、83号機
・SG撤去に伴い煙突、整風板が撤去された屋根を新規製作
・赤2号の車体に側面の白帯と銀色の乗務員室扉、側面点検蓋のない外観を再現
・交流機特有の複雑な屋根上配線を再現
・スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現
・アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属
・ヘッドライト点灯(電球色LED採用)
・選択式ナンバープレート「81」「83」「55」「59」を付属
・付属品・・・選択式ナンバープレート前面用/側面用、メーカーズプレート、交換用ナックルカプラー

暖房機器の撤去などで小改造が施された姿の新製品のようです。

 

平成のはじめころは、数カ月に1度の新製品発表を楽しみにして、発売されれば原則購入でしたが、これだけ製品が充実してしまうと、印象に残る列車でないと手が出ません。

JR九州系は地元の方々にお任せしましょう。

 

コキ200JRFマークなし2両セット

●コキ200(JRFマークなし)コンテナ無積載
・「大牟田行き貨物列車」などの専用列車にも使用されるコキ200のJRFマークのない外観を再現して製品化
・20ftコンテナ2個の積載に最適なコンテナ貨車
・JRFマークが撤去された近年の形態を再現
・鮮やかな赤の塗色が映える台枠(フレーム)をリアルに再現
・台枠内側のパイピングを実車のイメージ通り細密かつ的確に再現
・パッケージの中敷はコンテナ積載/無積載に対応
・付属品・・・手スリ・ハンドル×2両分

 

コンテナ貨車は、こまかな変更が施されているようで、模型も律義に追随しているようですが、模型に反映されてはじめて実車の変更を知る私にとりましては、スルーの公算大です。

 

 そして、9月の再生産はホキ2200

ついこの前再生産されたと記憶していますが、私は一度も目にしないまま、店頭から消えました。

売行き好調ゆえの再生産?

実車は2000年代に消滅したと思いますが、今そんなに新規があるのはなぜでしょうか。

 

ちなみに、国鉄時代は解結貨物列車に数両が組み込まれていたように記憶しています。

JRになりますと、上り北斗星の後にやってくる列車を、ヒガハスでよく撮影しました。

EF65Pが15両くらいのホキ2200を牽いて上ってきていました。

 

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KATO 10-1632,1633 455系急行まつしま・ばんだい入線しました。

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 きっちり製作され、綺麗に塗り分けられた素晴らしい出来栄えです。

 

墨入れやウエザリングはともかくとして、色差しをする余地はほとんどありません。

 検電アンテナも繊細。

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それだけに、ケースからの出し入れに細心の注意が必要です。私はクモハを出す際にひっかけてしまいました。ASSYパーツは買っておいた方がよさそうです。

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20個入りで550円。いくら何でも20回も壊さないでしょ。5個入りで150円くらいにしてほしかった。

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 色差しするとすれば、高圧機器をシルバーにするくらいでしょうか。

Img_1611

 キノコ型クーラーと調理室の窓割が特徴のサハシ。長距離急行には欠かせない存在でした。

 まつしま編成にも、ばんだい編成にも、M車がはいります。ただし、ばんだいのM車はトランクションタイヤなし。

 1編成2Mは走りがギクシャクして気分が悪いので、これまでは付属編成のM車の下回りをトレーラーのASSYパーツに交換していました。今回もその予定にしていましたが、試運転してみたら全くギクシャクしません。たまたま同調するモーターだったのか、スロットレスモーターの威力なのか、そのあたりは不明ですが、この走りなら不満はありません。

 が、せっかくのスロットレスモーターなので、やはりASSYパーツに交換してモーターは他編成にまわそうと思います。

 ただひとつ残念なのが、サロ455の回送運転台側。

Img_1610

仙台のサロの妻面にクリーム色はまわりません。この部分は旧製品が正解。KATOさんにはせっかく手間をかけていただいたのに、エラーです。そのうち、赤13号で塗りつぶそうと思います。

 行先シールは、東北急行が網羅されています。

 まつしま、ばんだい、いわて、ざおうは当然として、朝夕のみのあづま、仙台発のくりこま、仙山、さらには白河発の上りのなすの、水戸線経由のつくばね、果ては新幹線リレー号まで完備。

 まつしま、ばんだい、いわて、ざおうあたりが穏当なところでしょうか。私は、タイトル通り、まつしま、ばんだい。

 まだ会津にC11が走っていたころ、夜行のばんだいに乗って、日中線に乗りに行ったことがありました。

Img_1605  

 機関区ではC11、DD51、キハ23などがたむろしていました。

 

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KATO 2023年11月、12月の新製品

 11月、12月の新製品が発表になりました。

2023_11

2023_11_12

 11月の新製品はJR西日本の283系オーシャンアロー

 古くはマイクロさんが製品化しておりますが、いよいよKATOさんも製品化。

 KATOさんならではの振り子機能を装備。しかし、実車は振り子機能を停止しているとのこと。

 振り子停止は他系列との性能を合わせるためだそうですが、風光明媚な紀勢線は、ゆっくり走って車窓を楽しむのも十分ありでは。ビジネス客は早く着きたいでしょうが、観光客も速達することが良いのか疑問です。

 ちなみにこのことを強く感じるのが上越国境。高崎長岡間は風光明媚な沿線美が連続するのに、上越新幹線はほとんどトンネル。仕事のとき、速達はありがたいですが、観光の際には在来線で景色を楽しみたい。特急を走らせる必要はないですが、水上乗り換えが解消したら、もっと楽しい旅行になるとおもうのです。

 大きく脱線しましたが、現在の振り子機能なしの姿を再現するとすればマイクロ製でしょうか?

 いずれにしても、完全新規新製品ですので、出来栄えが楽しみです。

 

 スロットレスモーター搭載による新製品扱いの再生産は、EF65 2000番台と阪急9300系

 KATOのモーターは詳しくないのですが、EF56のスロットレスモーターは、そのほかの電気機関車にも載せられる?EF65も同じモーター?

 あのじわっと動き出す低速性能は、貨物列車をけん引する電気機関車にこそほしいものです。

 モーターの分売が楽しみです。

 

 12月には、国府津車両センターのE231系更新車を新製品として発売

 床下の制御機器、グリーン車のヨーダンパ撤去後の姿。このあたりはASSYパーツで現行仕様にアップデートできるものの、ベビーカーマーク印刷は新製品のみ。もっともE231系は毎日のように乗ってますが、そんなマークあったか?その程度の違いなので、旧製品にASSY対応でも十分かも。

 しかも、従来製品との連結を考慮してスロットレスモーターは搭載しないとのことです。

 

 さて来月は12月の新規新製品が発表されるか?

 日本型SLはハチロクから新製品がありません。TOMIXとの競作でC58の現役時代とかあるとうれしいところです。

 

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KATO 6168 キユニ28首都圏色 入線

 新発売となった

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キユニ28首都圏色、入線しました。

 キユニ28は、キロ28のエンジン、台車を再利用し、キハ40系に準じた車体・台枠を新造した郵便荷物合造車。

所属は

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水ミト 水郡線で活躍していたころをモデル化。

 水戸にキユニ28が配置されて、キハユニ15、キハユニ26が淘汰されたようです。しかし、キユニ28自体、10年も経たずに廃車になっているので、製造する意味があったのか。キハユニを延命すれば足りたのではと思われます。

 車番は、

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キユニ28 13 

 土佐セットと同時発売なら、四カマの車番にすればよいのにと思うのは私だけでしょうか。しかも、こちらのホームページによれば、10~12は水戸→高松に転属した車両なのに、よりによって美濃太田に転属した13を選択。狙いは何?と疑問ばかりが残る選定です。

 

 勘違いでした。土佐セットに11が入ってたんですね。であれば四カマでないキユニ28を設定するのが当然でした。(7/1追記)

 

 一般形ディーゼルカーといえばTOMIXさんの天下。KATOさんの製品に併結相手はいません。そこで問題なのが連結器。TNカプラーは取り付けられるか。

 KATOさんもそのあたりは重々承知のようで、もちろんTNカプラーをそのまま取り付けられるわけではないけど、KATOのカプラーを外した床面はフラットなので、両面テープでがっちり貼り付けられるようになってました。

 非運転台側

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カプラセットのつめを外せば、簡単に

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取り外すことができ、フラットな床面が現れます。運転室側も

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同様で、

Img_1567

スノープロウ付きのカプラセットを取り外せば、フラットな床面です。

 郵便荷物車は、通常、編成の端に連結されるので、運転台側はそのままとし、非運転台側のみTNカプラーに交換しました。

 取り付けるTNカプラーは、他のDCの運転室側の線バネカプラーをスプリングカプラーに交換した余剰品

Img_1568  

TOMIXの床板に取りつけるためのフランジ部分を切り取って、

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両面テープで床板に貼り付けました。

 他のKATOのディーゼルカーもこの方法でTNカプラーにしていますが、問題は発生していません。

 

 ところで、KATOの単品ケースですが、

Img_1570

「KATO」のロゴが青色塗装から無塗装に、表面凸が裏面凸に代わりました。

 しばらく単品を買ってなかったので、今回が初めてなのか、EF66あたりから変更になっていたのか、知りませんが、新鮮な感じです。

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9月発売のEF56、ED75の価格アップ幅が異なる件

 EF56とED75は、スロットレスモーターに変更されて9月に発売です。

 

 

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 EF56の新発売は、2013(平成25)年の6月で、品番は3070-1、価格は税抜き7,500円でした。

 今回のEF56は、品番が3070-2となり、価格は税込み8,910円ということは税抜きで8,100円。600円アップの価格変更となります。

 ED751000前期形の新発売は、2014(平成26)年の10月で、品番は3075-1、価格は税抜き6,800円でした。

 今回のED75は、品番が3075-4となり、価格は税込み9,020円ということは税抜きで8,200円。1,400円アップの価格変更です。

 いずれの製品についても、スロットレスモーターによる価格アップは理解できます。しかしEF56で600円アップ、ED75で1,400円アップとアップ額に幅がある要因は如何に?

 

 例によって、商品の特長をコピペして旧製品と比較してみます。

まずは、EF56。

● 丸みを帯びた溶接構造の車体が特徴のEF56 1次形。EF57の角ばったスタイルとは対照的な外観を的確に製品化。
● 昭和40年代後半から50年代前半、宇都宮機関区に所属し東北本線を中心に活躍した6号機晩年の姿をプロトタイプに製品化。

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● 選択式ナンバープレートは2・3・6・7。メーカーズプレートは川崎車輌を、ユーザー取り付けパーツとして付属。
● 中央に寄ったパンタグラフは、PS14(黒)を搭載。常磐線無線アンテナをユーザー取り付けパーツとして付属。
● SG搭載のEF56の特徴である吹き上げ式煙突もきっちり再現。屋根上高圧引込み線、SG安全弁は金属パーツで再現。

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 黒のPS14というのは、台枠とシューが黒いパーツという意味でしょうか。だとしたら、変更なしです。
● 旧形電気機関車独特の重厚な台車を的確に表現。EF57とは異なる内台枠式の先台車も正確に再現。

 ポスターには、先輪をスポーク車輪に変更とありますが、・・あれえ・・・特長では触れられていませんねえ。

Img_1526

 旧製品は、スポークは表現されていますが、抜けていません。抜けたとしても内側に先台車枠があるので、あんまり目立たないと思われます。

● カプラーは、アーノルドカプラー標準装備。交換用にKATOナックルカプラー(CSタイプ)が付属。
● おなじみの定評あるフライホイール付き動力ユニットで、安定ある走行と牽引力を発揮。

 EF56の600円の価格変更は、モーターとスポーク車輪代のようです。

 

続いてED75。

●昭和50年代の国鉄 青森機関区の所属機で、 1000番台の中でも、前期形と呼ばれる1001~1014号機を製品化
●幅広の前面ステップに、内バメ式テールライト、前面通風口、切り抜き文字ナンバーを再現
●1000番台の特徴である賑やかなスカート周りのジャンパ栓も再現。 別パーツのジャンパ栓(ホース)が付属

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●交流電気機関車ならではの屋根上配線を再現。屋根上碍子は白色

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●前面窓ガラス/側面明かり窓のHゴムはグレー。 デフロスター(曇り止め)装備の前面窓、乗務員室側窓はオリジナルの形態を再現
●スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現
●アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属
●選択式ナンバープレート:「1004」「1008」「1011」「1014」 /メーカーズプレート:「日立」「東芝」
●クイックヘッドマーク対応
●付属品:交換用ナックルカプラー、ヘッドマーク(「ゆうづる」「あけぼの」)、選択式ナンバープレート、選択式メーカーズプレート

 

 見たところ、モーター以外の変更はないようです。モーター変更だけで1,400円アップ。

 

 ED75は車体が短いので、新タイプのスロットレスモーターを取り付けるためか?と思ってボディを外してみましたが、フライホイールの位置は従前のものと同じ。Aタイプのスロットレスモーターが入らないわけではないようです。

 外の人間が勝手に想像すると、

ED75を発売した時点ではTOMIXさんが1/150ピタリの製品を先行して発売してユーザーに行き渡っており、爆発的に売れる公算がなかったので製造数を絞った結果、十分利益をあげたとは言えない状況であったので、モーター変更を機に利益を確保させてもらいましょうということかも。

 本当のところは中の人に聞いてみないと判りませんねえ。

 

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