EF58大窓初回生産品をリニューアルする 3

 久々の更新となります。

 ヨロイド式ベンチレータの取付やら、急行桜島のサボ貼りやら、毎日同じようなことをしており、ネタに事欠いておりました。

 3日前に縦型ベンチレータのくりぬきが終了し、2日前に塗装前処理を行いまして、昨日、接着作業を終了したところです。

 何しろ、現物合わせで車体のくりぬきとパーツのやすり掛けをしましたので、

P1020417

どのパーツがどの窓にはまるのか判りやすいよう、車体とパーツに番号を付けていたのですが、

P1020418

パーツを洗浄している際にマジックが消えかかるという危機。

 なんとか、

P1020419

所定の位置を見つけ出して、はめ込みました。ベンチレータはFARBEの青15号を吹いておりますが、KATOの青と違和感のない色合いです。

 ベンチレータを車体に固定するために、

P1020420

薄手のプラ板を車体裏側に貼り付けるよう指示がありますが、いくら薄くてもそんな隙間はなさそのうなので、

P1020421

ゴム系接着剤を直接塗りつけて固定しています。瞬間接着剤は、白化が恐ろしくて使えませんでした。

 1日乾燥させて、いよいよ組み付け作業。その前に、

P1020422

パンタ取付部分の盛り上がりをニッパーでむしり取り、平刀で平滑にしてライトユニットと干渉しないようにしておきます。

 窓パーツなどを

P1020424

組み付けたら、ブドウ色に塗ったゴハチと同様に

P1020425

ペールグリーンで制御盤を塗り、パンタには、

P1020426

ジャーマングレーを吹いて準備完了。

 遂に完成となりました。

P1020429

P1020427

P1020428

 一番左のベンチレータが浮いてました。ゴム系接着剤なので押し込んで事なきを得ました。

 

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EF58大窓初回生産品をリニューアルする 2

 ヨロイド式ベンチレータの取り付けは、
P1020400 1日1~2個ペースで進んできております。
 3個済んだところで、効率的かつ比較的きれいに工作できるようになりましたので、その備忘録です。
 当初は、4か所に穴をあけておりましたが、
P1020401 もう1個穴をあけた方が作業がしやすい。
 穴があいたら、
P1020402 デザインナイフで穴と穴の間を切りこみを入れ、
P1020403 穴と穴の間を切り取っていきます。
 このとき、頭には先日修理したヘッドルーペ。
 デザインナイフの刃は切れ味が落ちてきたと思ったらすぐ交換します。
 ベンチレータの穴を2か所、できれば1個ごとに交換するとよいです。
 交換のタイミングとしては、
P1020404 四角形の穴が開いて、四隅に残った縦型フィルターを削るあたり。
 ほぼフィルターが取り除けたら、車体とヨロイドベンチレータにやすり掛け。
 薄板ヤスリは、
P1020405

 

セリアで売っていたもの。やすり目が無いので全方向に使用できて便利です。
 ベンチレータ側の
P1020406 バリもとり、四隅を削って車体にはまり込む大きさに調整します。
P1020407  組み込みました。

 

 

 

 

 

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EF58大窓初回生産品をリニューアルする 1

 3020-1EF58大窓の

P1020383

初回生産品です。
 LEDは黄色ですし、先台車はナックルカプラーに対応していません。
 これらをリニューアルし、さらに側面のフィルターをヨロイド式(ビニロック)に改造しようと思います。

P1020386

 EF66ブルトレライトユニット、EF58 150先台車、ヨロイド式ベンチレータ―。

 パーツボックスに入っていたEF58室内パーツ。昔、ホビセンオリジナルパーツとして発売されたようです。

 

 車体からガラスパーツなどを取り外して、

P1020387  

取説にしたがって

P1020390

室内パーツを交換していきます。

P1020393

 モーター押えと台車止めを取り外し、

P1020394

 グリーンのパーツを組み込みました。

P1020395

 EF66 ブルトレライトユニットを組み込んで、電球色になりました。

 続いて、先台車をナックルカプラー対応の

P1020396

EF58 150宮原運転所先台車に交換します。

 

 ナックルカプラーへの交換は、先台車を主台車に取り付けてからのほうが扱いやすいです。

P1020397

 ブドウ色2号に塗り替えたゴハチと同じ要領でカプラーを交換し、握り棒を移植しました。

 いよいよヨロイド式ベンチレータに交換します。

 

 縦型フィルターの位置にピンバイスで1.5mの穴を開けていきます。

P1020398

もう後戻りはできません。

 穴と穴の間をデザインナイフで切りこみ、フィルターの際まで削り込んでいきました。

P1020399

とりあえず1個ビニロックフィルターがはまりました。

 続きは次回。

 

 

 

 

 

 

 

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EF58大窓をブドウ色に塗る。

 先日再生産されたEF58大窓はブルー塗装なのに側面のフィルターが縦型というちぐはぐな形態をしています。
 この形態であれば、昭和30年代後半ではないか。
 当鉄道には、昭和30年代後半のブドウ色のゴハチがおりませんので、再生産品を入線させて塗りなおすこととしました。

 まずは、
P1020362

 窓、ライトレンズなどを外し、

P1020363

ナンバーは取り付けて、飾り帯をマスキングしました。

P1020364

ブドウ色2号を吹いて、

P1020366

ナンバーを磨きだし、マスキングをとりました。

 窓、ライトレンズなどを取り付けて、

P1020367

買ってきた状態になりました。

 パンタはあらかじめ、

P1020368

ジャーマングレーを吹いておきます。ジャーマングレーは私のお気に入りです。

 実際はこんな色はしていませんが、実車のパンタを見上げると空がバックになって、グレーぽく見えるので旧型電機はこの色にしています。

 ナックルカプラーに交換しますが、ゴハチの交換はしばらくやってませんのでやり方を忘れてしまいました。

 取説を取り出して、

P1020369

説明をみますが、写真のように先台車を取り外しますと言われても「どのように」はずすのでしょうか。

 力任せにひっぱっても外れません。外れたとしたらどこか破損している可能性があります。

 先台車を取り外さなくても、

P1020371

 ステップのパーツのカバー部分の車軸のところに鶴首ピンセットを差し込んでこじると、

P1020372

 ステップパーツが外れて、カプラーを交換できるようになります。

P1020373

アーノルトカプラーを外して、

P1020374

スプリングを縮ませた状態でナックルカプラーをセットすれば、取り付けられます。

 ステップのパーツは、

P1020375

後端を先台車にひっかけて、車軸の上のカバーを押してあげると取り付けられます。

 取説の説明と著しく異なりますが、この方が簡単です。

 ユーザー取付パーツを

P1020376

取り付けました。

 信号炎管は、1962年の三河島事故を契機として開発されたので、ブドウ色のゴハチにマッチするか疑問ですが、取付穴が開いてますし、茶色の時代でも末期には取り付けられたでしょう。

 避雷器は、青大将に付いているような細いタイプの方が良いかもしれません。

 大窓車は、

P1020377

窓から制御盤がよく見えるので、ペールグリーンに塗っておきました。

 パンタを取り付け、車体をかぶせて

P1020382

完成です。

P1020379

P1020380

 

 

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不動のEF58は復旧するのか

 ED71が爆裂したときに触れた不動のEF58

P1020291

 動くならライトユニットも交換しようと、ボディを外し、

P1020295

ダイキャストブロックの隙間に爪楊枝を差し込んで電気子を強制的に回し、そのあと電圧をかけたら動き始めました。

 軽度の接触不良だったようです。

 となれば、ライトユニットの交換なのですが、流線型のゴハチは一筋縄ではいかない。

P1020293

 DD16のライトユニットを交換して済むような構造ではありませんでした。

 砲弾型LEDなので、いずれパーツを用意したら交換してみようかと思います。

 ところで、ユニットを取り外すとき

P1020294

テールライトレンズを破損してしまいました。しかも、ボディにはテールライト導光材を接着したと思われる跡。

 銀河モデルのN065のレンズが収まったので、継ぎ足しておきましたが、余計な仕事が増えてしまった。

 反対側のユニットをよく見たところ、テールライトレンズが

P1020296

車体にはまっている状態から、

P1020297

導光材を後退させてレンズ部分を車体から抜くようになっている。

 それからユニットを取り外すのが正解のようです。

 これからマイクロのゴハチを分解する方はお気を付けください。

 

 

 

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EF58旧型のライトを電球色LEDに

 D62のライトをLEDにしようと、D51とDD16のライトユニットを調達してきましたが、結局砲弾型LEDを使用することになり、調達品がデッドストックになってしまいました。そこで、EF58旧型に使おうと思い、
P1020285 分解したところです。
 EF58のライトがあまりに暗いので麦球を使っているのかと思っていたら、LEDでした。でも黄色のLEDでしたので、予定通り調達品と取り換えることにします。

 

 ライトユニットを取り替えるだけなのに、全体を分解しなければなりませんでした。
 例によって、組み立てにくいマイクロの車両。
 モーターの軸受と台車とダイカストブロックのスベーサーを一度にくみ上げる必要があります。
 モーター軸受がうまく入ったと思ったら、台車が入っていないし、そのうちにデッキがバラバラになるし。
 あっちがうまく入るとこっちが外れる。悪態を散々ついて組み立てました。
 余計なお世話でしょうが、組み立て工賃が高くなってると思いますよ。というか、その分が販売価格に反映してるわけですよね。
 
 それはさておき、DD16用のライトユニット
P1020286 を使いますが、その接点の厚さよりもダイカストブロックの溝の方が広いので、
P1020287 メモ用紙に瞬間接着剤をしみこませてスベーサーを用意します。
P1020288 セットできました。
P1020290  電球色に明るく光ってくれました。

 

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EF58旧型の整備 1

 ぶどう色1号の客車つながりで、これを牽く機関車を整備します。

 

p1010987

 EF58旧型とEF53です。

 

 まずは、EF58のカプラーの交換から。

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 カプラー交換にあたって、先台車を外します。

 先台車にネジがありますので、これを外します。

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 ウエイトと先台車が分離して、主台車から外れます。

 

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 交換作業に入る前に、てすりを破損しないよう取り外しておきます。

 ピンセットで引っ張るだけで外れます。

 

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 デッキと先台車を分離します。ピンセットで上方に引っ張ると外れます。

 アーノルトカプラーを外します。ひねれば外れてくれます。

 スプリングは使いますので、飛ばさぬように。

 

p1010992

 先台車1軸の旧型電機では、EF66前期形ナックルを使いましたが、2軸のものは、かもめナックルをつかいます。

 スプリングは使いますので、飛ばさぬように。

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 かもめナックルを組み合わせ、ナックルが下になるようにセットします。

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 ピンセットでつかんで、強引にひねれば所定の位置にセットされますので、

スプリングを組み込みます。

p1010995

 写真の位置でカバーをカット。

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 カバーを取り付けました。

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 デッキを取り付けますが、そのままではデッキとカバーが干渉します。

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 カバーを後方に押し込み、干渉しないようにして、デッキを取り付けます。

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 先台車を主台車に戻してからでは、やりにくいので、この時点で手すりを取り付けます。

 

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 手すりに無理な力がかからないように気を付けて、デッキとウエイトをねじ止めし、先台車を主台車に戻して完了です。

 

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KATO EF58のライトユニットを交換する

  先日入線したEF58

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 そのライトユニットが自然な電球色で気に入りました。

 25年前のゴハチのライトユニットは、

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高速道路のトンネル内のライトのようなオレンジ色。

 不自然なライト色のユニットは交換したいと、 先日の大本山詣での際、ASSYパーツが残っていないか探したところ、

p1010984

ゴハチのライトユニットは、4月発売のEF210 300と共通のライトユニットであることが判明。大量に入荷してました。

 とりあえず、5個ほど購入し、

 まずは、3055-1 小窓茶のライトユニット交換。こちらは問題なく完了。

 次に、

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 67号機用にコンバートした25年前の3020-4のライトユニット。こちらも問題なく取り付けられました。

 

  気をよくして、当鉄道最古参のゴハチである初代青大将ボディのゴハチもコンバート。

 

  さらに、3020-2 上越形もコンバートして、車体を元に戻そうとしたら、何かに干渉して車体がはまりません。

p1010985

 よく見ると、パンタグラフの取付足が出っ張っていて、これがライトユニットと干渉していました。

 

 取付足を削らないと取り付けられないので、ペンディング。もう少しあとに発売されたゴハチをさがすことにしました。

 40年前のゴハチに取り付けられて、同じ品番のゴハチはだめとは、ちょっと意外でした。

 

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宇都宮のゴハチを作る 4

 EF58108、完成としました仕掛放置となるのを阻止しました。
P1030710

 

 

 

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宇都宮のゴハチを作る 3

 リゾートセクションが終わりましたので、仕掛中でしたEF58108を再開します。

 

P1030702

 つらら切を取り除いたところでストップしていました。ボディに傷がつかないよう気を付けましたが、技術が追い付かなかったようです。

 

 

 

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