ブドウ色1号の客車 21 マシ29完成

 半月にわたって試行錯誤してきたマシ29。いよいよ完成です。

 

 まずは、テーブルの取付

p1020188

 海側は2人テーブル

 山側は

p1020189

4人テーブル

 プラ片を取り付けただけですが

p1020191

それなりの効果はありました。

 ちなみに、室内の仕切りは未塗装のまま。米軍接収の際、室内を白ペンキで塗りつぶしてしまったようです。

 

 いよいよ最終工程

p1020192

インレタを貼り付けて、

幌を取り付けて、

p1020193

完成となりました。

 最後に反省点。初めて金属製のキットの完成に至りましたが、走らせる模型としてはともかく、見る模型としてはなんとか及第、見せる模型としては不合格。

1 屋根の加工を第一にすべきでした。GMキットにありがちな屋根の反り。これを修正しないままに組み立てていったので、屋根と側板の間に隙間が生じました。後から瞬間接着剤で埋めようとしましたが、綺麗に埋まるものではありません。結局、接着剤の跡が残ってしまいました。

2 屋根の加工という点でもう一つ。切妻屋根の車はまだ良いのですが、丸妻、折妻の車両は、屋根の側板の接着面をまず作るべし。その接着面が側板を曲げる際のガイドになり、結局は工作が速やかに、綺麗にできる。

 

 収穫としては、金属キットの塗装前処理のノウハウを習得できたこと。手順を追えば難なくできることなので、ノウハウといえるほどのものでもありませんが、なんども塗装を剥がしてしまっていた身としては、ありがたいノウハウでした。

 そして、金属キットも、瞬間接着剤で組み立てるのであれば、そう難しいものではないこと。とくに、接着に失敗してもアセトンで剥がせることを知ったことは大きな収穫でした。

 

 ブドウ色1号の急行編成は、サボの貼り付けを残すのみとなりました。いよいよラストスパートです。

 

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ブドウ色1号の客車 20 マシ29の塗装

 メタルブライマーを吹いて1日。

 

 いよいよ塗装にかかります。今回は、

p1020184

屋根から塗りました。マスキングテープをはがしたときに、ブライマーがはがれてしまえば最初からやり直しなので。

 で、

p1020185

はがれたところはありませんでした。もう、車体をマスキングすることはありません。インレタも大丈夫でしょう。

 今度は、

p1020186

屋根をマスキングして、

 

p1020187

ブドウ色1号を吹きました。

 

 1日乾燥させたら、窓を貼って、テーブルを取り付けて、インレタを貼って出来上がりです。

 

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ブドウ色1号の客車 19 雨どいの貼りつけと塗装準備

 雨樋パーツは、バリ取りに失敗してグニャグニャになってしまいました。

 

 仕方がないので

p1020179

エバーグリーンの0.25mm×0.5mmの帯材使用。一端を貼り付け、ピンと伸ばして、爪楊枝の先に瞬間接着剤をとって、少しずつ貼り付け。

 

p1020180

 とても納得はできないものの、最初にしてはよくまとまった、という感じにはなりました。

 

 続いて、塗装前処理。写真を撮るのを忘れたので、メモ書きのみ。

 サンポールを適当に水で薄めて車体を浸し、15分まつ。

 サンポールを洗い流したらクレンザーをかけて、古歯ブラシでみがく。

 クレンザーを洗い流したら、中性洗剤を水で薄めて車体を浸し、15分まつ。

  中性洗剤を洗い流したら、ドライヤーの冷風を吹きかけて、乾かす。

  で、

p1020181

こんな感じにピカピカになりました。

 すかさず、

p1020182

メタルブライマーを吹いて、金属面を保護。このまま1日乾燥させます。

乾燥を待つ間に、

p1020183

簡単に間仕切りを作って向こう側が見通せないようにし、テーブルを用意しました。テーブルは窓の貼り付け後に、車体に取り付けます。

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ブドウ色1号の客車 18 マシ29 床下完了

 マシ29 109とすることに決めたところで、床下をまとめました。

 マシ29は、床下に冷房装置があるのですが、夏期以外は取り外していたそうなので、スシ37の説明書のまま取り付けることにしました。

 必要なパーツを切り出してバリを取り、

p1020172

手で持ったときに取れやすい水タンク、蓄電池箱、ブレーキシリンダには真鍮線の足をつけました。

 床板に取り付けて塗装すると、床下機器の上面を塗り残すので、

p1020173

まずはパーツの上面と床板にマットブラックを吹きつけます。

 乾いたところで、

p1020174

パーツを床板に取り付けました。機器の下面はパーツの地肌のまま。

 さらに吹きつけて、

p1020175

床下全体がマットブラックになりました。

 台車のストッパーは3軸台車に干渉するのでカットしましたが、

p1020176

やはり、ストッパーがないと扱いにくいです。

 床板に1mm丸棒を取り付けました。

p1020177

床板から2.5mm飛び出ています。

 最後に、

p1020178

再度マットブラックを吹いて完了です。

 

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ブドウ色1号の客車 17 スシ37という食堂車 3

 前回は、米軍から返還を受けた段階で、スシ37形が19両残り、スシ47形に4両、スシ48形に9両改造されていたというお話でした。

 そして、昭和28(1953)年、3軸ボギー車は改番されることになりました。

 スシ37形のうち米軍接収中に冷房化されていた車両とスシ47形はマシ29形に、冷房化されなかったスシ37形はスシ28形に改番され、スシ48形はそのままでした。

 これだけであれば単純ですが、元のスシ37は、ダブルルーフのものとシングルルーフのものがあり、1両だけ広窓の車両もありましたし、喫煙室のないスシ47もありましたので、番台でタイプを分けました。

 スシ28、マシ29共に、ダブルルーフのものは1~、シングルルーフのものは101~の付番となり、

広窓のスシ37 76と喫煙室の無いスシ47 11は特別の区分番台となりました。それぞれの付番は次の通りです。

 

ダブルルーフのスシ37は、

スシ37 46→マシ29 1

スシ37 49→マシ29 2

スシ37 51→マシ29 3

スシ37 52→スシ28 1

スシ37 53→スシ28 2

スシ37 54→スシ28 3

スシ37 55→スシ28 4

スシ37 56→スシ28 5

スシ37 57→マシ29 4

に改番

 

シングルルーフのスシ37のうちリベットのある車両は、

スシ37 58→マシ29 101

スシ37 59→スシ47 1→マシ29 102

スシ37 60→スシ28 101

スシ37 64→スシ47 2→マシ29 103

スシ37 66→スシ47 3→マシ29 104

に改番

 

ここからが全溶接の車両となり、

スシ37 68→マシ29 105

スシ37 69→マシ29 106

スシ37 70→マシ29 107

マイクロのさくらセットの

p1020171

マシ29は、この車両ということになりますが、あれ?、リベット付の車体ですね。

スシ37 71→スシ47 11→マシ29 201

スシ37 72→マシ29 108

スシ37 73→マシ29 109

スシ37 75→マシ29 110

スシ37 76→スシ28 151

スシ37 78→スシ28 102

となりました。

スシ28は1~が5両、100~が3両、マシ29は、1~が4両、101~が11両となりました。

 

 改番も束の間、特急かもめ用の食堂車が3両必要になり、スシ48を冷房化して充てることにしました。

 といっても、おいそれとクーラーを調達できない時代でしたから、マシ29のクーラーを取り外して、スシ48に取り付け、マシ49形とすることにしました。

 冷房を外されたのは、マシ29 102,103,104で、もとスシ47だった車両。冷房化されたのはスシ48 13,14,15でした。

この結果、

スシ37 59→スシ47 1→マシ29 102→スシ28 103

スシ37 64→スシ47 2→マシ29 103→スシ28 104

スシ37 66→スシ47 3→マシ29 104→スシ28 105

スシ37 63→スシ48 13→マシ49 1 

スシ37 65→スシ48 14→マシ49 2

スシ37 67→スハシ37 11→スシ48 15→マシ49 3

となりました。

 いずれもシングルルーフでリベットありタイプの車両で施行されています。

以上は、鉄道ビクトリアル2005年5月号を参照しました。

 

 さて、製作中の食堂車の形式番号をどうしましょう。

 シングルルーフで全溶接の車体ですから、これをスシ28にするとなると、スシ28 102しかありません。

 マシ29 105~110のいずれかにするのが穏当のようです。

 ところが、屋根には食堂の部分にもベンチレータを付けてしまいました。マシ29の画像を探してみると、食堂部分は昭和29年ころに取り払われたらしい。ぎりぎりセーフでした。

 レボリューションファクトリーのマシ29インレタには、105と109がありました。105は門ハイ、109は東シナですので、109に決定です。

 

 名前が決まりました。完成を急ぎたいと思います。

 

 

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ブドウ色1号の客車 16 スシ37という食堂車 2

前回は、スシ37という形式が

スシ37700~37727,37729~37738 → スシ37 1~38

スシ37740~37758 → スシ37 39~57

スシ37800~37820 → スシ37 58~78

というようにして、誕生したお話でした。

 

 今回は、スシ37が戦時改造、米軍接収、食堂車への復元により複雑怪奇な形式となっていった話です。

 

 まず、戦時改造ですが、昭和19(1944)年、食堂車は3等車に改造されることになり、

スシ37 1~45は、食堂と厨房を撤去してマハ47 161~205となりました。このグループは食堂車に復元されることはありませんでした。

 一方、スシ37 46~78は、将来食堂車に復元するときのことを考慮して、

食堂は撤去するものの厨房は残して、スハシ481~33とすることになりました。が、戦局の悪化で改造できなかった車両もありました。

 また、厨房を残したといっても調理する熱源はなく、車販室のような使われ方をしたようです。

 スシ37 77が戦災廃車となりましたが、32両がスハシ48またはスシ37として生き残りました。

 

 スハシ48のうち17両は終戦の昭和20(1945)年から昭和22(1947)年にかけて、スシ37に復元されました。

 当初は国内輸送を充実させるためでしたが、復元されるそばから米軍に接収されてしまうので復元を中止すると、米軍から復元するように求められ、結局17両が復元されました。そのうち、12両は冷房準備工事が行われましたが、形式はそのままでした。

 復元されたスシ37のほとんどは昭和27(1952)年まで返還されませんでした。

 

 昭和24(1949)年、特急が復活することになり、

接収されなかった

スシ37 59→スハシ48 14がスシ47 1に、

スシ37 66→スハシ48 21がスシ47 3に、

早期に返還された

スシ37 64→スハシ48 19→スシ39 4がスシ47 2に、

スシ37 71(スハシ48に改造されなかった)がスシ47 11に

改造されました。

 特急用ということで、冷房化されたため、スシ47という新形式になりました。

 

 スシ47 11が飛番号なのは、室内構造が異なるためです。

 スシ37の間取りは、

p1020168

 前位から物置、喫煙室と車掌室、食堂の順になっていますが、スシ37 71は、接収中に車掌室と喫煙室が撤去するとともに厨房が拡張されていました。返還後に車掌室と喫煙室が復元されなかったためスシ47 10番台となりました。

 

 また、長距離列車用に半室食堂車の要望が高まり、昭和24(1949)年から翌年にかけて、

オハ35やスハ32を種車としてオハシ30が誕生しました。もとスシ37 67であったスハシ48 22も客室部分の一部を食堂に戻し、スハシ37 11となりました。

 

 昭和25(1950)年には、

p1020169

スハ43系の食堂車であるマシ35が登場し、特急つばめ、はと用に活躍しました。

 昭和26(1951)年、スハシ48 15をスシ37 60に復元したところ、米軍に接収されてしまいましたが、翌年他のスシ37とともに返還されました。

 昭和27(1952)年、山陽特急用の食堂車を新製する予定でしたが諸般の事情で取りやめとなり、スハシ48のまま残っていた車両とスハシ37 11を全室食堂車に再改造することになり、スシ48形式としました。新形式としたのは、厨房をマシ35並に近代化したためです。

 スハシ48 2,3,5は、もとダブルルーフ屋根のスシ37 47,48,50でしたが、スシ48とするにあたり、シングルルーフ折妻に改造されました。

 

スシ37 47→スハシ48 2→スシ48 1

スシ37 48→スハシ48 3→スシ48 2

スシ37 50→スハシ48 5→スシ48 3

スシ37 61→スハシ48 16→スシ48 11

スシ37 62→スハシ48 17→スシ48 12

この車両を電暖化したものが、

p1020170

みちのくセットのスシ48 2012です。

スシ37 63→スハシ48 18→スシ48 13

スシ37 65→スハシ48 20→スシ48 14

スシ37 67→スハシ48 22→スハシ37 11→スシ48 15

スシ37 74→スハシ48 29→スシ48 16

 

 以上のごとく、昭和27年の段階で、スシ37形は、原型の19両が在籍し、4両がスシ47形に、9両がスシ48形に改造されていました。

 

 そして、昭和28(1953)年、それまで、3軸ボギー車の形式は、1の位が7~9の形式とされていましたが、7は2軸ボギー車とすることになり、改番がおこなわれました。

 これによって、スシ28やマシ29という形式が誕生します。

 

 参考文献 鉄道ビクトリアル2005年5月号 50~56頁

 

 

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ブドウ色1号の客車 15 スシ37という食堂車 1

 悪戦苦闘しているスシ37のコンバージョンキット

 素組ではありますが、スシ37としてではなく、スシ28またはマシ29としての完成を目指しています。

 

 スシ37のキットなのにスシ28? そもそもスシ37とはどういう食堂車?

 スシ37は、昭和16(1941)年、スシ37700形、スシ37740形及びスシ37800形を形式統合して生まれた形式でした。

 スシ37700形は

p1020164

オハ31

を20m級にしたような食堂車で、ダブルルーフ、天地方向に小さい窓とTR71を履いているが特徴でした。39両製造されましたが、37728が事故廃車となったため、形式統合ではスシ37 1~38となりました。

 蛇足ですが、スシ37700~37720は、昭和3(1928)年にスシ48670~48690という形式で誕生し、同年10月にスシ37700形に形式変更されました。

 

 スシ37740形は、

p1020165

スハ32のダブルルーフタイプ

の食堂車で、スシ37 39~57となりました。

 

 スシ37800形は、

p1020166

スハ32系のシングルルーフタイプ

の食堂車で スシ37 58~78となりました。

 このグループは、製造技術の過渡期に製造されていて、58~67は、ウインドシルとヘッダーおよび車体の裾にリベットがあるタイプ、68~78は全溶接でリベットのないタイプになります。
 製作しているキットは全溶接タイプになります。

 

 なお、スシ37 76は、上述の事故廃車となったスシ37728の台枠と台車を流用し、

p1020167

マシ38

のような車体を新製したもので、広窓とTR71というアンバランスな形態をしていました。

写真は、KATOのマシ38の車体にカニ38の台車を履かせてみたものです。

 

 ここまでをまとめると、

スシ37700~37727,37729~37738 → スシ37 1~38

スシ37740~37758 → スシ37 39~57

スシ37800~37820 → スシ37 58~78

というようにして、スシ37という食堂車が誕生しました。

 

 これだけなら普通の改番ですが、戦時改造と米軍の接収、その後の復元により複雑怪奇な様相となります。

 

 参考文献 Can Books 国鉄鋼製客車Ⅰ 64頁、75頁

 

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ブドウ色1号の客車 14 車体の箱組と床板の加工

 プラキットであれは、側板と屋根ができたら箱組に進みますが、この金属キットは、側板の全長を126mmとなるようやすり掛けをすると作業が加わります。

 

 切妻車であれば、慎重に削るまでですが、丸妻のスシ37は車端の折り曲げ角度によって全長が変わってしまうので、屋根板に合わせながら、車端の折り曲げ角度を整えつつ、やすり掛けをするという作業になりました。

 まずは妻板を屋根板に固定してしまい、やすり掛けの目標値を決めました。

 続いて、妻板にモールドされている側板の接合ガイドに0.5mmのプラバンを貼り付けて、側板の薄さを補っておきます。

p1020160

 側板全長が126mmに削れたところで、側板の中央にゼリー状瞬間を流して仮止め。

 車端に向かって徐々に瞬間接着剤を流し、

p1020161

車体が箱になりました。

 床板は上面のモールドを削って、室内を作成する場合に備えました。

p1020162

 スロ53と同様に台車を固定するパイプを取り付けて、

 

p1020163

形になってきました。

 考えてみれば当たり前ですが、プラスティックの側板と金属製の側板の差をプラバンで修正すると、位置合わせ、組み立てが俄然楽になりました。

 わずかな手間を惜しむと、苦労する割にきれいに出来上がらない。

 今更ながら学んだ教訓でした。

 

 

 

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ブドウ色1号の客車 13 食堂車の屋上機器

 屋根板と側板を接着する前に、屋根にベンチレータを取り付けてしまいます。

 

 組み立て説明図にベンチレータ位置の

p1020153

 寸法が記載されていますので、

スロ53のときに作った治具を用いて、

p1020154

ベンチレータを取り付けていきました。安価で形態の良いKATOのスハ43用のASSYパーツを使いました。

 

 ところで、組み立て説明書には、一か所だけ屋根の中心線から外れた位置に取り付けるよう指示されています。

 いくらなんでも、ガーランドベンチレータを中心線から外れた位置に取り付けることはないと思い、

p1020155

マイクロのマシ29とKATOのスシ48を引っ張り出してきました。

 マシ29は半分のガーランドベンチレータが取り付けられ、スシ48には正方形の四隅を丸くカットした機器がモールドされています。

 位置からみて、厨房の煙突と思われ、そうだとすればスシ48の機器が正しいと思われます。

p1020156

 ビクトリアルの2005年5月号に非公式側から撮影したマシ49の写真が見つかりました。公式側の写真は多々あるのですが、非公式側はこれしか見つかりませんでした。やはり、煙突部分は特別な形態をした機器のようです。

 

 スシ48のモールドを測ってみると

p1020157

厚さ0.5mm、3.5mm角の四隅を半径1.5mmくらいの円形にカットしてありました。

 

p1020158

 それほど複雑な形態でもないので、プラバンからそれらしく切り出しました。

 

 

p1020159

 所定の位置に貼りつけました。右端のベンチレータはスシ48のような大型のもののようですが、パーツのあてもないので、このままとしました。

 側板と屋根ができました。次はいよいよ車体を組み立てます。

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ブドウ色1号の客車 12 食堂車の側板貼り合わせ

 貼りあわせに失敗してアセトンプールに浸かったスシ37の側板。

 今回は慎重に位置決めをしてゼリー状瞬間を流したのですが、

またしても、0コンマ数ミリ単位でずれてしまい、再びアセトンに浸っていただきました。

p1020150

 

 反対側の側板は、ずれないように一か所をセロテープで固定して、

p1020148

 

ゼリー状瞬間を流し、

p1020149

固化するまで待ちました。

 

p1020151

 やっとずれなく、側板の貼り合わせができました。このあと完全に固定しました。

 速乾性の瞬間接着剤は流れすぎて、窓枠を埋める可能性があるのではないかと思い、ゼリー状のみ使いました。

 ようやくコツがつかめた気がします。

 

 側板がはがれるのを待つ間

p1020152

屋根板に0.4mmの帯板を貼りつけます。側板は、外板と内張りの合計で0.6mmしかないところ、屋根板の内枠は1mmへっこんでいます。これで屋根板と側板が面一になりました。

 屋根の作業をしている間に、ずれてしまった側の側板がはがれましたので、今度は仮止めの上、貼り合わせました。

 側板を貼り合わせるだけで2週間かかってしまいました。

 

 

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