スハ43系をブドウ色1号に塗っても、「つばめ・はと」のころの急行列車の編成を組めない話の続きです。
前回、車体を組み立てた、スロ53の塗装をしてみました。
ブドウ色2号の車両とグリーンの帯は何度となく塗装していますが、今回はブドウ色1号と青1号の帯。
まずは、塗料の用意。

青1号の帯は、グリーンマックスの42番、伊豆急のブルーを使う方が多いようです。
そんな色は買ったことがないので、模型店に行ったものの在庫切れ。
いろいろ物色していたところ、FARBEのスカイブルーを見つけました。
JR貨物の直流機関車の淡い方のブルーです。
マスキングの必要もないので、塗り残しが無いように吹きつけました。

マスキングテープを1.2mm幅に切り出してウインドシルの下に貼りつけます。
票差し部分でテープが浮いてしまうので、ピンセットの腹で密着させます。

ブドウ色1号を吹きつけました。
ブドウ色2号に比べるとなんと暗いことか。
塗料をかき混ぜているときはこれでいいのかと疑っていました。

なんとか、乱れなく塗り分けることができました。

上から、モデモのスロハ31、KATOのスロ60、そしてスロ53のボデイです。
青帯の色調はスロハ31とはほぼ一致、スロ60と比べるとやや濃い感じですが、許容範囲。
帯の幅は1.2mmでなく、1mmで良かったか。モデモは1.2mm、KATOは1mmです。KATOの方がすっきり見えます。
スロ53のブドウ色はかなりくすんで見えます。
すこし明るめに塗りなおすか、急行編成はこの色調でとおすか。
屋根を塗る前にベンチレータを取り付けます。
この10年で旧型客車も充実してきたので、もう、GMのキットを組み立てることはないだろうと思っていましたが、
コンバージョンキットの一部として、お世話になりそうです。
ベンチレータの位置決めはいつも苦労していましたので、

ベンチレータの取付治具を作りました。

すでに車体に取り付けてしまっていたので、治具が不安定でしたが、気をつけて所定の位置に接着。
パーツは、供給の安定しているKATOのプラ製です。

車体をマスキングして、屋根にジャーマングレーを吹きましたが、
ブドウ色1号の車体には明るすぎ。

NATOブラックを上塗りして、艶消しのトップコートをふきました。

窓のプラシートを貼りつけ、貫通幌を取り付けて車体は完成です。

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