TOMIXのモーター。ときどき全く回転しないもの、回転が安定しないものがあります。

キハ11に搭載してあるものも、低速走行中突然停止して唸り音が出るやっかいなしろもの。
M13モーターが発売されたので即交換しようかと思いましたが、量販店で1700円超はいたいと先延ばしにしているうちに品薄状態。
ということで、モーター復活を期して無水エタノールで洗浄してみたら、復活かどうかはわかりませんが、延命はできたので、そのご報告です。
最初に注意喚起です。無水エタノールは揮発性、引火性が極めて高いのでは火気には厳重に注意してください。
また、無水エタノールはABS樹脂を侵します。ネットを見ますと、長時間浸しておくと膨張変形すると表現しているものがあります。短時間だとどうなるかについて書いてあるサイトは発見できませんでした。
モーターに使われているプラスティックがABSかどうかは確認していませんが、
好調に動いているモーター
をメンテナンスと称して、無水エタノールで洗浄するのは止めておいたほうが無難です。
しかし、動きが悪くて廃棄せざるを得ないモーターであれば、
すぐに捨てるか、
エタノール洗浄して延命し寿命が尽きたところで捨てるか
の選択になりますので、延命の余地があるのであれば洗浄して使い倒すといこともありだと思います。
さて、具体的な洗浄方法です。
モーターを

動力ユニットから外します。モーターの端子が枠に組み込まれていて、これ以上分解すると不具合を起こしそうなので、ここでやめておきました。

チャック付きのビニール袋に入れ、モーターが浸るくらい無水エタノールを入れました。

そして、チャックをしっかりしめて、眼鏡洗浄機にちゃぽん。5分後には無水エタノールがやや濁ります。

すぐにビニール袋から出して、余分なエタノールはティシュでふき取ります。無水エタノールは揮発性が高いので、すぐに乾いてくれますから、それ以上にふき取る必要はありません。

組み上げました。
今まで以上にスローが効き、急停止もありません。静止画ではその動きを伝えようもありませんが、140mm走行するのに10秒かかる位の安定した走りをしたとお伝えすればよろしいでしょうか。
プラスティック部分に対する影響は、時間が経たないと判りませんが、少なくともモーターの延命にはなりました。

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