張上屋根のオハ35
グリーンマックスのオハ35キットを組み立てた張上屋根車
妻板のキャンバス押さえを削り取って隙間を埋め、
デッキと屋根の一部を車体色に塗装しただけですが、全く違う車両になってくれますので、製作パフォーマンスの高い題材です。
完成品を切ったり削ったりするには覚悟が要りますが、板状キットですと気楽に手をつけられます。
もっとも製作は、まだKATOがオハ35系を製品化していない1993(平成5)年。TOMIXの完成品はあったものの、窓ガラスと屋根が一体で分解が困難な製品でしたから、板状キットを使わざるを得なかったものです。
組み立て時は、腰高感を軽減させようと
車体内部の床板止めを作り直してますが
見た目、腰高です。 KATOのオハフ33と並べてみました。
台車がオーバースケール?
やはりでかく作っているようです。
ということで、KATOのねじ止め台車に交換します。
センターピン取付穴に
直径3.2mmのプラパイプを取り付け、KATOのTR23に
交換完了です。よく見ると、センターピンの位置が車端に寄っていて、その分カプラーが飛び出しています。またひとつ課題が・・・
さて、当車のナンバーは、オハ35 2071となっていました。このタイプの張上屋根車(雨樋、ウインドヘッダー、ウインドシルの揃っている張上屋根車)が71~141なのでそのトップナンバーということで71を選んだのだと思いますが、鉄ピクの特集で最終配置を見たら、なんと戦災で1947(昭和22)年に廃車になってました。当然電気暖房改造などされているはずもなく。
というわけでナンバーを変更しますが、当初張上屋根でも後に普通屋根に更新改造されたものが多数と何かで読んだことがあります。
画像をググってもこれというものが出てきませんので、とりあえず、TOMIXのインレタにあった福知山の105にしました。
ここで問題勃発。インレタをはがそうとしましたら、塗膜まで剥がれました。
30年前に車番インレタを貼ったときは何の問題もなかったのですが、塗膜の経年劣化でしょうか。
とりあえず、
タッチアップしておきましたが、こうなったら、センターピン位置を修正し全塗装という、最初から作るより面倒くさい結末となってしまいました。
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