マイクロEF80をお召仕様に

 マイクロさんのEF80をお召仕様にしてみました。

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 マイクロさんが2001年と2007年に発売したEF80。

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 Nゲージ初の量産完成品ということで、大いに喜んだものでした。

 ところが、2009年にKATOさんがEF80を製品化。

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まずは1次形末期の水切付、つづいて2018年には1次形原型。KATOクオリティの素晴らしい出来栄えで、マイクロさんの功績も色褪せて…

 しかもマイクロ製品は、恒例の腰高ですしディティールも今一つ。マイクロの時代は終わった、・・・・と廃車するには4両の大所帯。

 先日、車高下げとASSYパーツによるディティールアップを施こして、現役にとどまっております。

 それにしても、初回製品の61号機と次回製品の60号機は、外観的にはナンバーが違うだけ。

 同じ形態の2次形が2両あっても仕方がないなどとぼやく毎日でしたが、先日、冷蔵車の汚れの写真を探していて目に止まった鉄道ファン1976年8月号。

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 なんと60号機がお召仕様の美しい姿で表紙を飾っています。

 昭和51年の5月22日から24日まで茨城県植樹祭に昭和天皇が出席された際のお召列車をけん引していたのでした。

 さらに1975年1月号には

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昭和49年10月の茨城国体に際してお召仕様となった60号機の形式写真が掲載されていました。

 

 であれば、60号機をお召仕様にしない手はない。

 上述のとおり、車高下げ等は行っていますので、お召仕様のおめかしが作業の中心

 

  まず、パンタグラフをKATO製PS19に交換しましたが、

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このASSYパーツにはガイシがついておらず、ガイシはASSYパーツになっていません。車体のASSYに付属しているようです。

 E531系発売の際、モハE531用のASSYパンタが、

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ガイシ別パーツ構成で同封されているのに気づき、即調達。

 これでKATO製パンタに交換できましたが、ガイシがパンタ台にきつく差し込んであり、取り外すにあたって、パンタ台の足が折れて穴が埋まってしまったり、ガイシ自体が変形するなどして大変な苦労。

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しかも、ガイシ代が500円。

 ガイシが一体化されていないASSYパンタにはガイシを同封してもらいたいものです。

 

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手すり類やATS防護板はガンダムメッキシルバー、高圧配線はARTIST MARKERのカッパーに塗装。車体全体をつやありクリアーで塗装し、

日章旗はDD54から拝借してきました。

 

 60号機の新たな活躍の場ができました。

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マイクロEF80 2次型のグレードアップ

 マイクロのEF80は、

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KATOも製品化している1次型のほかに2次型も製品化されています。

 

 1次型と2次型では、

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ヘッドライトケースの形状、機械室窓の形状と両端台車が異なります。

 1次型はKATOさんの優れた製品があるのですが、2次型はマイクロ製品のみでグレードアップする価値があります。

 

 しかしながら、

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マイクロ製品は、例によって腰高でプロポーションを害しています。ED18で車高下げがうまくいったので、EF80も下げようと思います。あわせて、ASSYパーツでグレードアップを図ります。以下、備忘録です。

 

 

 車体から動力ユニットを取り外しました。

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 動力ユニットには遮光用のフェルトが貼り付けていますが、これも車高下げの邪魔になりますので、取り去ります。

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緑の運転室パーツは、ヘッドライトレンズに接していて、車高下げを妨げています。

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背面壁を低くして

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 ヘッドライトレンズとの干渉をなくします。ライトユニットはDD16用に交換しました。

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 これだけで車体が動力ユニットに深くかぶさるようになり、見た目の車高が下がります。

 屋根の高さはKATO製と一致しましたが、車体裾はマイクロ製が高い。台車のコイルばね部分と車体が接触するところまで下がっていますので、これ以上下げることはできません。

 

 KATOからは解放テコのASSYパーツが出ていますので、取り付けます。

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 まずは、KATO製品の解放テコを外して、マスキングテープに取付穴の位置をマークし、マイクロ製品に貼り付けます。

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 マークしたところに0.5mm穴を開けて解放テコを取り付けました。

 マイクロ製品のスカートは、

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車高が高い分、長くできていますので、KATOのASSYパーツに取り換えます。

 ただし、スカートから上を取り付ける隙間はありませんので、

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スカート部分のみを切り取ります。

 車高下げをした分、動力ユニットは車体の裾から1.5mmの位置に引っ込んでしまっていますので、

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0.5mm帯材を貼り付けて、動力ユニットとスカートが密着するよう調整し、動力ユニットに接着しました。

 マイクロ製品は取付足でスカートを固定するようになっていますが、誤差があるとカプラーがガタつきますので、接着としました。

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車高下げが完了しました。

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 KATO製品ほど下がりませんでしたが、見栄えは

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良くなりました。

 

 

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