国鉄の除雪車両 6 キで始まる貨車

 除雪車両シリーズが完結していません。

 理想としては、キ600とキ900が活躍する展示台を作ってしめくくりとしたかったのですが、年を越してしまいますので、車両を紹介して締めくくっておきます。

 まずはもっともポピュラーなキ100ラッセル車。SLに押してもらって雪をかき分けます。

P1020921

 当鉄道では全く出番がないので、

P1020920

機関区展示台の留置車両になってもらいました。

 黄帯をまいた製品もありますが、1968(昭和43)年以降の仕様になります。SLとしては末期ですね。

 

 続いてロータリー車

 DD14やDD53は、自ら線路わきに高く積もった雪の壁を崩して線路上に集め、それを遠くに跳ね飛ばす機能を持っています。

 これらのDLが登場する前、雪の壁を崩すのがキ900マックレー除雪車、跳ね飛ばすのがキ620ロータリー除雪車でした。機関車、マックレー、ロータリー、機関車の4両が力を合わせて除雪するので、「キマロキ」と呼ばれていたそうです。

 キマロキの除雪シーンを演出しようとすると、専用の展示台が必要になって使いまわせないのがつらいところです。

Img_0203

 いずれ展示台を作りたいと思います。

 

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コキフ10000に期待

レムフ10000は予想以上の出来栄えでうれしい限りです。

こうなってくると、コキ10000系のリニューアルも期待したいところです。
TOMIXが4個積みをモデル化したので、KATOは元祖5個積みでお願いしたいところ。
KATOは、HOで4個積みをモデル化してますが、どうもコンテナとコンテナの間の隙間が気になります。
12ftコンテナはコキ50000系に任せておけばよいでしょう。
チキ5000、コキ5500で黎明期のコンテナを作っているんで、これと6000型コンテナを新規に作成して混載しても楽しそうです。

Dsc05865Dsc05868ところで、昭和50年ころだったでしょうか、コンテナ列車のコキフの車掌室がことごとく編成内側を向いている時期がありました。

来る編成、来る編成、上りも下りも、みんなそうなので、単なる偶然ではなかったようです。
お父さんが国鉄に勤めてる人から人づてに聞いた話では、追突事故が起こっても車掌さんが怪我をしないようにしたとのことでした。
このような連結の仕方をすると、車掌室で無い側のテールライトが点灯して欲しいですね。
レムフの技術をもってすれば難しいことでもなさそう。

リニューアルするなら、よろしくお願いしたいところです。

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カートレイン北海道

DSC02317カートレイン北海道。
1990年代前半、お客さんをマイカーごと運ぶ列車がありました。
それがカートレイン。北海道のほか、九州へ行くものもありました。
北海道行きは、24系25型4両(電源車含む)+ワキ10000 9両で組成されてました。
九州行きは20系ナロネでした。

DSC02318機関車とワキ10000にマークがつきました。
編成は、常に進行方向前が客車、後がワキでした。積載中の自動車が火災になったとき、客車に引火することを防止する措置の様です。進行方向が変わる函館などでは、いちいちワキを後に連結しなおしていたようです。
したがって、カニがカートレインのマークをかかげて走ることはなかったようです。

DSC02319このPF、私が最初に買ったもので1980年ころの製品です。KDカプラーは、スカートを削って1025をつけています。
このころは暇だけは人一倍あったので、屋根を塗ったりガイシに色差ししたりしてますね。
ワキはいんちきです。
KATOのワキ10000の屋根と妻板を青20号で塗っただけです。
実際に使用されたワキは、屋根にリブのあるタイプ。こだわるなら、河合のワキ5000の車体を塗り替えたほうが近くなります。

DSC02320カートレインのロゴは、GMの客車キットかなにかに入ってました。
それこそお手軽工作ですが、雰囲気を楽しむにはこれで十分です。

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10000系フレートライナー

10000系フレートライナーは、東海道・山陽筋の列車という印象が強い。
実際、レサの鮮魚特急は九州方面から大阪・東京までで、東北方面には運転されなかった。

DSC01984このフレートライナーのために製作されたのがEF66
いまでこそブルートレインの先頭にたっているが、20年前までは貨物専用だった。
流線型の車体は、ブルトレにこそふさわしいと思っていた。

そのころの貨車が10000系。

DSC01981東海道筋のコンテナ特急にはワキが併結されていたという。
コンテナでなくワキに載せるだけの大口貨物があったということだろう。
さすが日本の大動脈東海道だ。
 
 
 
 
DSC01983レサの鮮魚特急は、実際に見たことはない。
その存在は、たぶんカツミのHOの宣伝を見て知ったのだと思う。
EF66の牽く白い貨車は、貨物列車とは思えない美しさだった。
しかし、実車は鮮魚を載せるために痛みが早かったようだ。
確か、JRに引き継がれることなく廃車になってしまったと思う。


DSC01976東北筋にもフレートライナーはあった。
しかし、EF66はもちろん入線しなかった。
そのかわりにEF65PFが牽引した。
新製後数年間は重連で牽いていた。
PF本来の使用方法だろう。
ところが、すぐに重連運用はなくなり、単機で牽くようになった。

よく考えたら、重連用に生産されたPFだが、重連運用はほとんどなかったのではないか。
たまに重連で走っているのをみるが、たいてい1両は回送である。

次回は京浜東北線です。

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1950年代の貨物列車

当鉄道でも、最近増備されるのはコキばかり。
マイクロから怒涛のごとくSLが発売されているにもかかわらず、
それに似合う貨車はほとんどない。

DSC01949それでも、トムフとかワフ28000とか、昭和30年代には消えてしまったであろう貨車も若干ある。
これらをまとめて1950年代のSL牽引用の貨車としたのが、この一群。
したがって、3軸貨車のトキ700とか特に1950年代を象徴する貨車を製作したわけでも、
何らかの編成のプロトタイプがあるわけでもない。

何か期待させるタイトルで、すみません。

ワム3500,23000,50000
レ2900,5000
カ3000,ツム1000,
トム50000,トキ15000
ワフ28000,トムフ1
1950年代の貨物列車とすると、半分くらい新車か。

DSC01952この中でトムフは、なんともいえない味がある。
実車は、終戦からあまり経たないうちに淘汰されたらしい。
車掌の居住性も悪そうだし、無蓋車としても使いにくそうだし。
しかし、牽引力の乏しいSLのため、少しでも貨物を積めるように、
こんな形になりました、みたいな貨車。
そんなトムフに敬意を表して、カンテラ風のテールランプをつけてみた。

この時代だと無蓋車の積荷は丸太?
なかなか積荷まで手が回らないけど、ちょっと手を入れてみたいところ。


明日は、ヨ5000が手に入りそうなので、そうなったらインプレなどを書き込みます。
編成紹介の次回は、181系とき。

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JR東北線 5160レ

 平成元年の毎日午前10時ころ、JR東北線の蓮田・東大宮間(ヒガハス)を上ってくる、ワム80000のみで組成された列車があった。
DSC01936始発は苫小牧あたり、行き先は飯田町(総武緩行線飯田橋駅から南側に入ったところ)だったらしい。
 ヒガハス付近で牽引するのは、JR貨物高崎機関区のEF65500番台。
 このころ、EF65500番台は、新鶴見か高崎の所属だった。P型ありF型あり。つらら切りのついたものありで結構面白かった。但し、JR貨物色の更新色が出てくるのはもう少しあと。

 一方牽引される方に目をやると、現在では、青い380000番台ばかりだが、当時は、30両以上の編成の中に1両か2両ある程度だった。

DSC01943ワム80000には、いろいろなタイプがあるが、JR後も残ったのは、280000番台。
 280000番台の製造当初は、屋根がクリーム色で、従来のワム80000に比べると、車長が若干長く、車端に雨どいがつき、ドアにはアルミドアと標記があった。
 香港製TOMIX及び河合のワム800000が280000番台である
 KATO製も、2両セットになってから280000番台の番号が印刷されているが、外観的には180000番台のようにみえる。
 写真は、左が香港TOMIX製、右が最近のKATO製

DSC01944松屋の鉄道模型ショーは今年で27回目になる、ということは1回目は26年前!!
 もうそんなに前なのかとびっくりするが、この青いのは第1回のときにTOMIXが入場者に無料で配ってたもの。
 白い文字でTOMIXと入っていた。目をこらすと、うっすらと文字が浮かぶ。
 実在しない貨車は興味がないので、文字は塗りつぶした。
 なんともったいないことを!!!
 でも、本当にもう26年前なんだ。

DSC01946DSC01945EF65は、品番302のもの。
この前動かしたのがいつのことか記憶にない。
今回レールに乗せても、しばらく動かなかった。フルスロットルにして押し付けながら車輪を強制的に動かしてやったら、いきなりすっ飛んでった。
 音はすごいが、いちおうスムーズに動くようになった。

 ワム8の後部標識は、銀河製。
 レンズが別パーツなぶん、精密感がある。

 次回は、戦時型D52などに牽かせる1950年代の貨物列車です。

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解結貨

今日は、しばらくぶりに貨車などを引っ張り出してみました。

解結貨というのは、まだ黒貨車が全盛のころの貨物列車で、操車場から次の操車場まで、その間の各駅に止まりながら、貨車を開放し、また連結しながら運転する貨物列車です。
各駅に止まりながら、貨物を集配する列車とでもいえるかと思います。
そうやって、集められた貨車が、今度は遠くの操車場へ向け、急行貨物列車に組成されて出発していくわけです。

高崎線の解結貨は、EF15が黙々とその任にあたってました。
高崎操から大宮操まで、おそらく3~4時間かけて走っていたのではないかと思います。
各駅では中線に到着して、旅客列車の合間をぬって入換・突放を繰り返していました。

DSC01747
そんなイメージのEF15です。
機関車を入れて、31両編成。
20m級15両くらいの長さになります。
その分、走行抵抗もかなり大きいです。
ポイント通過や、推進運転をしたら、かなり難儀なことになりそうです。
今日は、のんびり走らせて、ジョイント音を楽しんでおりました。

DSC01751DSC01752編成中の冷蔵車はよく目立ちます。
特にレム5000は青帯が入っているので、近代的な貨車に見えます。
また、2軸タンク車やテム300のように単なる箱ではない貨車もよいアクセントです。
マイクロさんも良い貨車を出してくれました。
できれば、背の低いワ12000もあるとうれしいです。 
 
 
DSC01753貨物のしんがりはやはり緩急車・車掌車です。
Nでもテールライトが点灯するのはありがたいですね。
 
 
 
 
 
国鉄時代の貨物機関車の運用範囲は結構狭くて、列車は、よく機関車交換をしていたと思います。
現在のように岡山機関区のカマが東北線や高崎線に入ってくるなど全く考えられませんでした。
そんなイメージで、機関車をいろいろ変えてみました。
DSC01748DSC01749DSC01750

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コンテナ

DSC01198海上コンテナらしきものを手に入れました。
少し加工して、コキ106に載せてみました。
コンテナ車からコンテナを着脱できるようになったのは、TOMIXのコキ50000からでした。
それ以降発売されたコンテナの種類には、目を見張るものがあります。
いい機会なので、所有するコンテナを整理してみました。
表示は品番、形式、所有個数です(備忘録も兼ねておりますので悪しからず)。


DSC01199DSC01200DSC01201TOMIX3101,C20,42個

TOMIX3102,C35,36個

TOMIX3103,UC7フレートライナー,4個

DSC01202DSC01203DSC01204TOMIX3104,UC7日本石油輸送,2個
TOMIX3105,UC7西濃運輸,4個
TOMIX3106,UC7福山通運,2個

DSC01205DSC01206DSC01207TOMIX3107,UC7名鉄運輸,2個
TOMIX3108,C20 CABIN,6個 既にカタログ落ちしています。
TOMIX3109,C95,3個

DSC01208DSC01209DSC01210TOMIX3110,18A,28個
TOMIX3111,V18A,10個
TOMIX3112,18D,18個 KATO製に比べて塗りわけがぼやけて見えます。

DSC01211DSC01212DSC01213TOMIX3113,19B,3個
TOMIX3114,UT1ツートンカラー,2個
TOMIX3115,UT1クリーム,2個

DSC01214DSC01215DSC01216TOMIX3116,UR18A日本石油輸送,3個
TOMIX3117,30A青,2個
TOMIX3118,301赤・黒,2個

DSC01217DSC01218DSC01222TOMIX3119,UR18A-10000,3個
TOMIX3120,UV19A全国通運,3個
TOMIX3124,C20JR貨物九州支社仕様,3個
不覚にも3121~3123は、発売されたことすら知らず

DSC01223DSC01219DSC01220TOMIX3125,UC7全国通運,2個
TOMIX92263,24A,8個 コキ110セットに付属
TOMIX3507,NC1日本通運,4個 ふそうトラックに付属

DSC01225DSC01226TOMIX2782,C21,20個 コキ50000に付属
TOMIX2768,30A赤,3個 コキ106付属、単品売りの3118と異なり、赤一色です。
写真がありませんが、コキ104-5000に付属するUM12もあります。36個

DSC01227DSC01228DSC01229KATO23-501,20B,5個
KATO23-503,U41A日産,3個
KATO10-317,18D,50個 コキ104に付属

DSC01230KATO8042,UT11C神岡鉱業,4個 コキ200に付属
なお、コキ10000などに付属するC10,R10コンテナは省略しました。
また、5000,6000型コンテナについても省略しました。


DSC01231DSC01232DSC01233朗堂C1704,UF15Aヤンマー旧塗装,3個
朗堂C1402,UR18A-20000青ライン,6個
朗堂C2202,U31A FL新塗装,3個

DSC01234DSC01235DSC01236朗堂C1405,UR18A函館運送,3個
朗堂C3402,U48A FLスリーライン,3個
朗堂C4104,UF42Aヤンマークール,3個

DSC01237DSC01238DSC01239朗堂C4302,U50AウイングJOT,3個
朗堂C4102,UF42Aランテック,3個
朗堂C3103,U51A日本電気硝子,3個

DSC01240DSC01241DSC01242朗堂C2106,U30A福山通運新塗装,3個
朗堂C1302,UR18AJOT青ライン,3個
朗堂C1203,UR18AJOT赤ライン環境世紀を~,3個

DSC01243DSC01244DSC01245PLATZ NC8,UF15A韓国物産,3個
PLATZ NC11,UF15A 全国通運,3個
PLATZ NC13,UF15A JA徳之島,3個

DSC01246DSC01247DSC01249PLATZ NC6,UF15A丸運コンテナ,3個
PLATZ NC12,UF25A松浦東部農協,2個
PLATZ NC14,UR25A三八五流通,2個

なお、PLATZの各コンテナのコキへの取り付け部分は、成型がいまいちで、最悪の場合コンテナ車のコンテナ取り付けようつめを破損するおそれがありますので注意が必要です。わたしも1両やってしまいました。


おまけです。
DSC01250たぶん1990年の松屋のNゲージショーでもらったものです。むかしは、入場者にプレゼントがあったのです。

写真をアップロードするだけで、1時間。
実物同様、いろんなコンテナが出ているということですね。
最近、コンテナ列車を見る目が違ってきました。
どの列車にはどういうコンテナが載ってるかなど・・・・・・
結構奥の深い題材です。


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コンテナの所有数を見ると、18A,Dが合計で96個、C20,C21が合計で62個,C35が36個
ですので、国鉄時代の緑一色(りゅういーそーじゃないよ)、国鉄末期からJR化後10年くらいのコンテナ列車はOKですが、赤の12tコンテナがぜんぜん足りません。
これからのコンテナ列車は19,20型がないとね・・・・・

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