国鉄の除雪車両 6 キで始まる貨車
除雪車両シリーズが完結していません。
理想としては、キ600とキ900が活躍する展示台を作ってしめくくりとしたかったのですが、年を越してしまいますので、車両を紹介して締めくくっておきます。
まずはもっともポピュラーなキ100ラッセル車。SLに押してもらって雪をかき分けます。
当鉄道では全く出番がないので、
機関区展示台の留置車両になってもらいました。
黄帯をまいた製品もありますが、1968(昭和43)年以降の仕様になります。SLとしては末期ですね。
続いてロータリー車
DD14やDD53は、自ら線路わきに高く積もった雪の壁を崩して線路上に集め、それを遠くに跳ね飛ばす機能を持っています。
これらのDLが登場する前、雪の壁を崩すのがキ900マックレー除雪車、跳ね飛ばすのがキ620ロータリー除雪車でした。機関車、マックレー、ロータリー、機関車の4両が力を合わせて除雪するので、「キマロキ」と呼ばれていたそうです。
キマロキの除雪シーンを演出しようとすると、専用の展示台が必要になって使いまわせないのがつらいところです。
いずれ展示台を作りたいと思います。
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