人それぞれに御贔屓のメーカーがあるもので、特定のメーカーの製品が素晴らしいと信じている人々を信者などと呼んでおりますが、ちなみに私はKATO信者でございます。
この先、信者にあるまじき発言になることをお断りしての質問になりますが、KATOのセットケースは好きですか。
濃い緑色のソフトケース。美しい色、質感ですね。
TOMIXやマイクロさんのプラそのもののケースとは、一味も二味も違います。
だがしかし、ケースの表記はいただけない。
鉄道名や系列を表記するのは当然のことですが、
「〇両基本セット」はどうよ。
基本セットには違いありませんが、入線させた立場から言うと、基本セット・増結セットという商品名そのものの表記は、はっきり言って興ざめです。
究極の表記はこれ。
ケースの種類を堂々と。買うほうが恥ずかしくなってしまいます。一応上に貼り付けるシールは付属してますが、シックな深緑のケースに白地のシールではねえ。
それからこのバーコードも
購入者には無用の長物。売る側の都合でケースの品格を落とさないでもらいたい。
私としては、基本セット、増結セットを基本編成・付属編成と表記するなら納得します。
KATOさんは、車体番号を印刷して製品化しているので、K01編成、S01編成のように実車の編成番号を表記してしまうのもあり。
そうでなければ、1~7号車、8~15号車とか。
もっとも、セットの中身は、7~8両で編成になるように、基本編成の一部を増結セットにまわしたりしているので、基本編成と表記してしまったら看板に偽りありになってしまう。KATOさんが基本セット、増結セットと表記しているのはそういう理由なのでしょう。
そうなってくるとケースの表記は、売る側の都合に合わせるべきか、購入する側の嗜好を尊重するかという問題でしょうか。
最近発売になったE235系には、
まさに興ざめな表記を隠すためのシールが添付されていて、このような例はほかにもあります。
売る側の都合を優先し、購入する側の嗜好にも配慮したやり方といえると思います。
鉄道模型は、20年、30年と活き続ける製品であり、売るのは一瞬ですが、そのあと購入者のもとで永く愛でられるものなのですから、購入する側の嗜好を優先し、売る側の都合は一歩下がってもらいたい、と思うのですが、いかがでしょう。
こういう思想でケースを作るとすれば、ケースの表記は、基本編成、付属編成で、販売する際には表記を隠すように基本セット、増結セットと印刷された帯がついている。バーコードも帯に印刷。
購入者は帯を破ればたちまちのうちに格調高い表記のケースを手に入れることができる。
そんな風になれば良いなと思います。
帯の紙代と帯を巻く人件費の分だけコストアップになるでしょうが、永く表記に興ざめするくらいならそのくらいの負担はしたいとおもいますが、このような意見は一般的ではない?
とりあえず、私はエクセルで作ったシールを貼り付けて興ざめの表記を隠していますが、最初からこうあってほしいものです。
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